2直線 $x=2$ と $y=-1$ を漸近線とし、点 $(3, 2)$ を通る双曲線をグラフとする関数を $y = \frac{ax+b}{cx+d}$ の形で表す問題です。

代数学双曲線分数関数漸近線関数のグラフ
2025/7/26

1. 問題の内容

2直線 x=2x=2y=1y=-1 を漸近線とし、点 (3,2)(3, 2) を通る双曲線をグラフとする関数を y=ax+bcx+dy = \frac{ax+b}{cx+d} の形で表す問題です。

2. 解き方の手順

まず、漸近線が x=2x=2y=1y=-1 であることから、関数は次のように表せます。
y=kx21y = \frac{k}{x-2} - 1
ここで、kk は定数です。なぜなら、x2x \to 2 のとき yy \to \inftyとなり、y1y \to -1 となるからです。
次に、点 (3,2)(3, 2) を通ることから、この点を代入して kk の値を求めます。
2=k3212 = \frac{k}{3-2} - 1
2=k112 = \frac{k}{1} - 1
2=k12 = k - 1
k=3k = 3
したがって、関数は次のようになります。
y=3x21y = \frac{3}{x-2} - 1
これを y=ax+bcx+dy = \frac{ax+b}{cx+d} の形に変形します。
y=3x2x2x2y = \frac{3}{x-2} - \frac{x-2}{x-2}
y=3(x2)x2y = \frac{3 - (x-2)}{x-2}
y=3x+2x2y = \frac{3 - x + 2}{x-2}
y=x+5x2y = \frac{-x + 5}{x-2}

3. 最終的な答え

y=x+5x2y = \frac{-x+5}{x-2}

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