組み合わせに関する問題です。 (1) 組み合わせの値を求める問題が6つあります。 (2) 1枚の100円硬貨を10回投げたとき、表が8回出る場合の数を求める問題です。

確率論・統計学組み合わせ二項係数確率場合の数
2025/7/26

1. 問題の内容

組み合わせに関する問題です。
(1) 組み合わせの値を求める問題が6つあります。
(2) 1枚の100円硬貨を10回投げたとき、表が8回出る場合の数を求める問題です。

2. 解き方の手順

(1) 各組み合わせの値を計算します。
* nCr=n!r!(nr)!{}_{n}C_{r} = \frac{n!}{r!(n-r)!} の公式を利用します。
* ただし n!=n×(n1)×(n2)××2×1n! = n \times (n-1) \times (n-2) \times \dots \times 2 \times 1 です。

1. ${}_{4}C_{2} = \frac{4!}{2!2!} = \frac{4 \times 3 \times 2 \times 1}{(2 \times 1)(2 \times 1)} = \frac{4 \times 3}{2 \times 1} = 6$

2. ${}_{6}C_{4} = {}_{6}C_{6-4} = {}_{6}C_{2} = \frac{6!}{2!4!} = \frac{6 \times 5 \times 4 \times 3 \times 2 \times 1}{(2 \times 1)(4 \times 3 \times 2 \times 1)} = \frac{6 \times 5}{2 \times 1} = 15$

3. ${}_{5}C_{1} = \frac{5!}{1!4!} = \frac{5 \times 4 \times 3 \times 2 \times 1}{(1)(4 \times 3 \times 2 \times 1)} = 5$

4. ${}_{6}C_{6} = {}_{6}C_{0} = 1$

5. ${}_{8}C_{6} = {}_{8}C_{8-6} = {}_{8}C_{2} = \frac{8!}{2!6!} = \frac{8 \times 7 \times 6!}{2!6!} = \frac{8 \times 7}{2 \times 1} = 28$

6. ${}_{9}C_{7} = {}_{9}C_{9-7} = {}_{9}C_{2} = \frac{9!}{2!7!} = \frac{9 \times 8 \times 7!}{2!7!} = \frac{9 \times 8}{2 \times 1} = 36$

(2) 10回中8回表が出る組み合わせの数を計算します。
これは 10C8{}_{10}C_{8} を求める問題です。
10C8=10C108=10C2=10!2!8!=10×9×8!2!8!=10×92×1=45{}_{10}C_{8} = {}_{10}C_{10-8} = {}_{10}C_{2} = \frac{10!}{2!8!} = \frac{10 \times 9 \times 8!}{2!8!} = \frac{10 \times 9}{2 \times 1} = 45

3. 最終的な答え

(1)

1. ${}_{4}C_{2} = 6$

2. ${}_{6}C_{4} = 15$

3. ${}_{5}C_{1} = 5$

4. ${}_{6}C_{6} = 1$

5. ${}_{8}C_{6} = 28$

6. ${}_{9}C_{7} = 36$

(2) 45通り

「確率論・統計学」の関連問題

バスケットボールのフリースローの練習において、1投ごとの成功確率が0.8である。10投成功したら練習を終了する。終了時点で失敗が3投以上である確率を求める。

負の二項分布確率統計確率質量関数
2025/7/26

ある年の統計学期末試験の結果が、平均点70点、標準偏差10点の正規分布に従うとする。 (1) 試験を受けた者の95%の得点は、正規分布の期待値(平均)±何点の範囲に分布しているかを求める。 (2) 5...

正規分布統計標準偏差期待値確率
2025/7/26

A君が歪みのないサイコロを100回投げたとき、5の目が出る回数を予想しました。実際に5の目が出た回数に最も近くなるような、A君が予想した値はいくらかを求めます。

確率期待値サイコロ
2025/7/26

5枚の用紙があり、それぞれの用紙には4, 4, 5, 6, 8の数字が書かれています。この中から1枚の用紙を無作為に選ぶとき、偶数が書かれている用紙を選ぶ確率を求めます。

確率確率の計算事象
2025/7/26

サイコロを100回投げた結果が表に示されています。このとき、奇数の目(1, 3, 5)が出る相対頻度を求めます。相対頻度は、特定の事象が発生した回数を試行回数で割ったものです。

確率相対頻度サイコロ統計
2025/7/26

5つの数字1, 2, 3, 4, 5の中から異なる3つの数字を選んで3桁の整数を作る。 (1) 3桁の整数を作る方法は何通りあるか。 (2) 作った数が偶数である確率、5の倍数である確率、3の倍数であ...

順列確率場合の数倍数偶数
2025/7/26

確率変数 $X, Y$ が互いに独立で正規分布に従うとき、$aX + bY + c$ ($a, b, c$ は実数) もまた正規分布に従うことが分かっている。$E[X] = 0$, $Var(X) =...

正規分布確率変数期待値分散標準偏差独立性確率
2025/7/26

大小2個のサイコロを同時に投げたとき、出目の和が偶数になる場合の数を求める問題です。

確率サイコロ場合の数偶数
2025/7/26

高校生8人、中学生6人の中から、高校生3人、中学生2人を選ぶ方法は何通りあるか。

組み合わせ場合の数順列
2025/7/26

11番の問題は、高校生8人、中学生6人の中から、高校生3人、中学生2人を選ぶ方法は何通りあるかを求める問題です。

組み合わせ順列・組み合わせ場合の数
2025/7/26