与えられた式 $(a-2b-\frac{1}{2}c)(a+2b+\frac{1}{2}c)$ を展開し、簡略化する。

代数学展開式の簡略化多項式因数分解和と差の積
2025/4/4

1. 問題の内容

与えられた式 (a2b12c)(a+2b+12c)(a-2b-\frac{1}{2}c)(a+2b+\frac{1}{2}c) を展開し、簡略化する。

2. 解き方の手順

まず、与えられた式を (a(2b+12c))(a+(2b+12c))(a-(2b+\frac{1}{2}c))(a+(2b+\frac{1}{2}c)) と変形します。
これは、A=2b+12cA = 2b+\frac{1}{2}c と置くと、(aA)(a+A)(a-A)(a+A) という形になり、和と差の積の公式 (xy)(x+y)=x2y2 (x-y)(x+y) = x^2 - y^2 が適用できます。
したがって、
(a(2b+12c))(a+(2b+12c))=a2(2b+12c)2(a-(2b+\frac{1}{2}c))(a+(2b+\frac{1}{2}c)) = a^2 - (2b+\frac{1}{2}c)^2 となります。
次に、 (2b+12c)2(2b+\frac{1}{2}c)^2 を展開します。
(2b+12c)2=(2b)2+2(2b)(12c)+(12c)2=4b2+2bc+14c2(2b+\frac{1}{2}c)^2 = (2b)^2 + 2(2b)(\frac{1}{2}c) + (\frac{1}{2}c)^2 = 4b^2 + 2bc + \frac{1}{4}c^2
したがって、
a2(2b+12c)2=a2(4b2+2bc+14c2)=a24b22bc14c2a^2 - (2b+\frac{1}{2}c)^2 = a^2 - (4b^2 + 2bc + \frac{1}{4}c^2) = a^2 - 4b^2 - 2bc - \frac{1}{4}c^2

3. 最終的な答え

a24b22bc14c2a^2 - 4b^2 - 2bc - \frac{1}{4}c^2

「代数学」の関連問題

方程式 $x^2 + y^2 + ax - (a+3)y + \frac{5}{2}a^2 = 0$ が円を表すとき、 (1) 定数 $a$ の値の範囲を求めよ。 (2) この円の半径が最大になるとき...

平方完成二次不等式最大値半径
2025/6/3

与えられた式を計算して簡略化します。式は $2(x+5)(x-4) - (x-3)^2$ です。

式の展開多項式計算
2025/6/3

与えられた式 $2x^2+2x-40$ を因数分解する。

因数分解二次式多項式
2025/6/3

与えられた2つの式を因数分解する問題です。 一つ目の式は $3ax - 15bx$ で、二つ目の式は $x^2 - x - 42$ です。

因数分解式の展開共通因子
2025/6/3

$(3x - 2y)^8$ の二項展開における $x^3y^5$ の項の係数を求めます。

二項定理二項展開係数
2025/6/3

$(a - 2b)^5$ の二項展開における $a^2b^3$ の項の係数を求める問題です。

二項定理二項展開係数
2025/6/3

二項係数 ${}_{110}C_{108}$ の値を計算し、与えられた選択肢の中から正しいものを選びます。

二項係数組み合わせ計算
2025/6/3

二項係数 ${}_{47}C_1$ の値を求め、選択肢の中から正しいものを選ぶ。

二項係数組み合わせ組合せ
2025/6/3

与えられた12個の数式をそれぞれ計算する問題です。

式の計算単項式多項式指数
2025/6/3

与えられた10個の数式をそれぞれ計算し、簡単にしてください。

式の計算分配法則結合法則分数
2025/6/3