問5:初項が30、第12項までの和が162である等差数列の公差を求めよ。 問6:次の数列の和を求めよ。 (1) 初項3、公差2の等差数列の第100項までの和。 (2) 初項-7、公差-2の等差数列の第16項までの和。

代数学等差数列数列の和公差
2025/7/27

1. 問題の内容

問5:初項が30、第12項までの和が162である等差数列の公差を求めよ。
問6:次の数列の和を求めよ。
(1) 初項3、公差2の等差数列の第100項までの和。
(2) 初項-7、公差-2の等差数列の第16項までの和。

2. 解き方の手順

問5:
等差数列の和の公式は Sn=n2(2a+(n1)d)S_n = \frac{n}{2} (2a + (n-1)d) である。
ここで、SnS_n は初項から第n項までの和、aa は初項、dd は公差、nn は項数である。
与えられた情報から、S12=162S_{12} = 162a=30a = 30n=12n = 12 である。
これらの値を公式に代入すると、
162=122(2(30)+(121)d)162 = \frac{12}{2} (2(30) + (12-1)d)
162=6(60+11d)162 = 6 (60 + 11d)
27=60+11d27 = 60 + 11d
11d=3311d = -33
d=3d = -3
問6:
(1) 初項3、公差2の等差数列の第100項までの和を求める。
a=3a = 3d=2d = 2n=100n = 100 を等差数列の和の公式に代入する。
S100=1002(2(3)+(1001)(2))S_{100} = \frac{100}{2} (2(3) + (100-1)(2))
S100=50(6+99(2))S_{100} = 50 (6 + 99(2))
S100=50(6+198)S_{100} = 50 (6 + 198)
S100=50(204)S_{100} = 50 (204)
S100=10200S_{100} = 10200
(2) 初項-7、公差-2の等差数列の第16項までの和を求める。
a=7a = -7d=2d = -2n=16n = 16 を等差数列の和の公式に代入する。
S16=162(2(7)+(161)(2))S_{16} = \frac{16}{2} (2(-7) + (16-1)(-2))
S16=8(14+15(2))S_{16} = 8 (-14 + 15(-2))
S16=8(1430)S_{16} = 8 (-14 - 30)
S16=8(44)S_{16} = 8 (-44)
S16=352S_{16} = -352

3. 最終的な答え

問5:公差は -3
問6:
(1) 第100項までの和は 10200
(2) 第16項までの和は -352

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