素因数分解を利用して、次の数の組の最大公約数と最小公倍数を求める。 (1) 336, 756 (2) 150, 270, 630

算数素因数分解最大公約数最小公倍数整数
2025/7/27

1. 問題の内容

素因数分解を利用して、次の数の組の最大公約数と最小公倍数を求める。
(1) 336, 756
(2) 150, 270, 630

2. 解き方の手順

(1) 336 と 756 の素因数分解は以下の通り。
336=24×3×7336 = 2^4 \times 3 \times 7
756=22×33×7756 = 2^2 \times 3^3 \times 7
最大公約数は、共通の素因数の最小の指数を取る。
GCD(336,756)=22×31×71=4×3×7=84GCD(336, 756) = 2^2 \times 3^1 \times 7^1 = 4 \times 3 \times 7 = 84
最小公倍数は、全ての素因数の最大の指数を取る。
LCM(336,756)=24×33×71=16×27×7=3024LCM(336, 756) = 2^4 \times 3^3 \times 7^1 = 16 \times 27 \times 7 = 3024
(2) 150, 270, 630 の素因数分解は以下の通り。
150=2×3×52150 = 2 \times 3 \times 5^2
270=2×33×5270 = 2 \times 3^3 \times 5
630=2×32×5×7630 = 2 \times 3^2 \times 5 \times 7
最大公約数は、共通の素因数の最小の指数を取る。
GCD(150,270,630)=21×31×51=2×3×5=30GCD(150, 270, 630) = 2^1 \times 3^1 \times 5^1 = 2 \times 3 \times 5 = 30
最小公倍数は、全ての素因数の最大の指数を取る。
LCM(150,270,630)=21×33×52×71=2×27×25×7=9450LCM(150, 270, 630) = 2^1 \times 3^3 \times 5^2 \times 7^1 = 2 \times 27 \times 25 \times 7 = 9450

3. 最終的な答え

(1)
最大公約数: 84
最小公倍数: 3024
(2)
最大公約数: 30
最小公倍数: 9450

「算数」の関連問題

定価$a$円の品物を定価の3割引で、定価$b$円の品物を定価の2割引で購入した。5000円札を出したところ、お釣りが出た。この状況を数式で表すことを求められているようです。

割引不等式数量関係
2025/7/27

牛肉100gの定価が $x$ 円であるとき、タイムサービスで牛肉が定価の2割引になっている場合、牛肉700gの値段を $x$ を用いて表す問題です。

割合文章問題代数
2025/7/27

あるプログラムが言葉で記述されている。Nに4を入力したときに出力される値を$x$、Nに9を入力したときに出力される値を$y$とする。$x$と$y$の値をそれぞれ求める。プログラムは以下の通り。 1. ...

計算累乗数列
2025/7/27

8冊の本を以下の(1)と(2)のパターンで分ける方法が何通りあるか求める問題です。 (1) 3冊と5冊に分ける。 (2) 3冊、3冊、2冊に分ける。

組み合わせ場合の数順列
2025/7/27

8冊の本を以下の冊数に分ける方法が何通りあるか答える問題です。 (1) 3冊、5冊 (2) 3冊、3冊、2冊

組み合わせ場合の数組み合わせ論nCr
2025/7/27

与えられた数式の値を計算します。 $\sqrt{60} \div \sqrt{3} \times \sqrt{540}$

平方根計算算術
2025/7/27

$\left| \sqrt{5} - 2 \right|$ の絶対値記号を外すとどうなるか。

絶対値平方根数の大小比較
2025/7/27

$\sqrt{\frac{756}{n}}$ が自然数になるような自然数 $n$ をすべて求める。

平方根素因数分解約数
2025/7/27

4桁の自然数 $716 \Box$ が3の倍数であり、4の倍数でもあるとき、$\Box$ に入る数を求めよ。

倍数整数の性質判定法
2025/7/27

問題は $0.43 \times 50$ を計算することです。

小数掛け算計算
2025/7/27