2つの円OとPがあり、点A, B, Pは円Oの周上にある。∠AOB = 156°である。定規のみを用いて、以下の条件を満たす四角形PCDEを作図する問題。 * 点C, D, Eは円Pの周上にある。 * ∠CDE = 129°
2025/7/27
はい、承知いたしました。問題の解答を以下に示します。
1. 問題の内容
2つの円OとPがあり、点A, B, Pは円Oの周上にある。∠AOB = 156°である。定規のみを用いて、以下の条件を満たす四角形PCDEを作図する問題。
* 点C, D, Eは円Pの周上にある。
* ∠CDE = 129°
2. 解き方の手順
まず、円Oの中心角∠AOBが156°であることから、円周角∠APBを求める。円周角の定理より、円周角は中心角の半分なので、
次に、円P上に点Dを任意にとる。∠CDE = 129°となるように点C, Eを作図することを考える。
円に内接する四角形の対角の和は180°であるという性質を利用する。
円P上に点Dを取ると、∠CDE = 129°なので、弧CEに対する円周角は129°となる。したがって、中心角∠CPEは、
となる。
また、
中心Pから半直線PDをひく。直線PDから129°となるような半直線PC, PEを円P上に引く。
最後に点C, D, Eを結ぶと四角形PCDEが完成する。
3. 最終的な答え
作図した四角形PCDEを図に示す。(解答用紙に作図してください。点Dを円P上に任意に取り、そこから∠CDE = 129°になるように点C, Eを作図する。)