y軸上の点A(0,5)を通りx軸に平行な直線上にある点Bを考える。直線OBの傾きを$a$とする。点Bを通り傾き$-a$の直線が、2点C(6,0), D(8,0)を結ぶ線分CD上の点を通るときの、$a$の値の範囲を求める。
2025/7/27
1. 問題の内容
y軸上の点A(0,5)を通りx軸に平行な直線上にある点Bを考える。直線OBの傾きをとする。点Bを通り傾きの直線が、2点C(6,0), D(8,0)を結ぶ線分CD上の点を通るときの、の値の範囲を求める。
2. 解き方の手順
まず、点Bの座標を求める。点Bは、y=5の直線上にあるので、点Bの座標は(x,5)となる。
また、直線OBの傾きがであるから、
したがって、となる。
よって、点Bの座標は となる。
次に、点Bを通る傾きの直線の式を求める。
この直線が線分CD上の点を通ることから、点C(6,0)と点D(8,0)の中点E(7,0)と線分CDの端点C(6,0),D(8,0)について考える。
直線が点Cを通るとき、より、
直線が点Dを通るとき、より、
直線が点Eを通るとき、より、
の値が小さいほど、傾きが緩やかになるので、はの範囲にある。