三角形ABCにおいて、辺BC上に点P、辺CA上に点Q、辺AB上に点Rがあります。線分AP、BQ、CRは一点Oで交わっています。$AQ:QC = 2:3$、$BP:PC = 2:1$であるとき、$AR:RB$を求めよ。

幾何学幾何チェバの定理三角形
2025/7/27

1. 問題の内容

三角形ABCにおいて、辺BC上に点P、辺CA上に点Q、辺AB上に点Rがあります。線分AP、BQ、CRは一点Oで交わっています。AQ:QC=2:3AQ:QC = 2:3BP:PC=2:1BP:PC = 2:1であるとき、AR:RBAR:RBを求めよ。

2. 解き方の手順

チェバの定理を利用します。チェバの定理とは、三角形ABCにおいて、辺BC上に点P、辺CA上に点Q、辺AB上に点Rがあるとき、AP、BQ、CRが一点で交わるならば、
ARRBBPPCCQQA=1\frac{AR}{RB} \cdot \frac{BP}{PC} \cdot \frac{CQ}{QA} = 1
が成り立つという定理です。
与えられた条件AQ:QC=2:3AQ:QC=2:3より、CQ:QA=3:2CQ:QA = 3:2
また、BP:PC=2:1BP:PC=2:1
求めるAR:RBAR:RBx:yx:yとすると、ARRB=xy\frac{AR}{RB} = \frac{x}{y}
これらをチェバの定理に代入すると、
xy2132=1\frac{x}{y} \cdot \frac{2}{1} \cdot \frac{3}{2} = 1
3xy=1\frac{3x}{y} = 1
3x=y3x = y
xy=13\frac{x}{y} = \frac{1}{3}
したがって、AR:RB=1:3AR:RB = 1:3

3. 最終的な答え

AR:RB=1:3AR:RB = 1:3

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