A, B の2人が将棋の対局をします。1回の対局で、AがBに勝つ確率は $\frac{2}{3}$ であり、引き分けはないものとします。先に3勝した者を優勝とするとき、以下の確率を求めます。 (1) Aが3勝0敗で優勝する確率 (2) Aが3勝2敗で優勝する確率
2025/7/27
はい、承知いたしました。画像にある2つの問題のうち、AとBが将棋をする問題について解答します。
1. 問題の内容
A, B の2人が将棋の対局をします。1回の対局で、AがBに勝つ確率は であり、引き分けはないものとします。先に3勝した者を優勝とするとき、以下の確率を求めます。
(1) Aが3勝0敗で優勝する確率
(2) Aが3勝2敗で優勝する確率
2. 解き方の手順
(1) Aが3勝0敗で優勝する場合
これはAが3連勝する場合なので、確率は以下のようになります。
(2) Aが3勝2敗で優勝する場合
Aが3勝2敗で優勝するということは、5試合のうち、Aが3勝し、Bが2勝するという状況です。ただし、5試合目に必ずAが勝つ必要があります。なぜなら、Aが5試合目に負けてしまうと、Aは3勝で優勝できないからです。
したがって、最初の4試合でAが2勝し、Bが2勝し、5試合目でAが勝つという状況を考えます。最初の4試合でAが2勝し、Bが2勝する確率は、二項分布を用いて計算できます。
これは、4試合中2回Aが勝ち、2回Bが勝つ確率を表します。
そして、5試合目にAが勝つ確率はです。したがって、Aが3勝2敗で優勝する確率は、
3. 最終的な答え
(1) Aが3勝0敗で優勝する確率は、 です。
(2) Aが3勝2敗で優勝する確率は、 です。