同じ誕生日の人がいる確率を直接計算する代わりに、全員の誕生日が異なる確率を計算し、それを1から引くことで求めるのが一般的です。
* まず、40人全員の誕生日が異なる確率を計算します。
* 1人目は365日の中で自由に誕生日を選べます。
* 2人目は1人目と異なる誕生日である必要があるので、364日の中から選びます。
* 3人目は1人目と2人目と異なる誕生日である必要があるので、363日の中から選びます。
* これを40人目まで繰り返します。
* 40人全員の誕生日が異なる場合の数は、
365×364×363×⋯×(365−40+1)=365×364×363×⋯×326 となります。 * 40人全員の誕生日の組み合わせの総数は 36540です。 * したがって、40人全員の誕生日が異なる確率は、
36540365×364×363×⋯×326=36540365P40 となります。 これを計算するのは大変なので、以下のように変形します。
365365×365364×365363×⋯×365326 * 同じ誕生日を持つ人が少なくとも一組いる確率は、1から全員の誕生日が異なる確率を引いたものになります。
1−(365365×365364×365363×⋯×365326) この計算を電卓やプログラミング言語で行うと、約0.89123になります。