(1) 赤球、白球が1個ずつ取り出される確率は、
まず、全事象の場合の数を計算します。
全事象は、8個の球から2個を取り出す組み合わせなので、
8C2=2!(8−2)!8!=2×18×7=28通り 赤球1個、白球1個を取り出す場合の数を計算します。
赤球3個から1個選ぶ組み合わせは3C1=3通り 白球5個から1個選ぶ組み合わせは5C1=5通り よって、赤球1個、白球1個を取り出す組み合わせは3×5=15通り したがって、求める確率は、
(2) Xの期待値を求めます。
Xは取り出した赤球の個数なので、Xがとりうる値は0, 1, 2です。
X=0のとき(白球2個)の確率を計算します。
白球5個から2個を取り出す組み合わせは5C2=2×15×4=10通り よって、P(X=0)=2810=145 X=1のとき(赤球1個、白球1個)の確率は、(1)より
P(X=1)=2815 X=2のとき(赤球2個)の確率を計算します。
赤球3個から2個を取り出す組み合わせは3C2=2×13×2=3通り よって、P(X=2)=283 Xの期待値は、E(X)=0×P(X=0)+1×P(X=1)+2×P(X=2) E(X)=0×145+1×2815+2×283=2815+286=2821=43