OKAYAMAの7文字を1列に並べる場合の文字列について、以下の4つの問いに答える問題です。 (1) 文字列の総数 (2) O, K, Y, M がこの順に並ぶ文字列の数 (3) AとAが隣り合わない文字列の数 (4) OとKがこの順に並び、かつOとKの間に2文字以上の文字が並ぶ文字列の数
2025/7/27
1. 問題の内容
OKAYAMAの7文字を1列に並べる場合の文字列について、以下の4つの問いに答える問題です。
(1) 文字列の総数
(2) O, K, Y, M がこの順に並ぶ文字列の数
(3) AとAが隣り合わない文字列の数
(4) OとKがこの順に並び、かつOとKの間に2文字以上の文字が並ぶ文字列の数
2. 解き方の手順
(1) 文字列の総数
OKAYAMAという文字列には、Oが1つ、Kが1つ、Aが3つ、Yが1つ、Mが1つ含まれています。したがって、7つの文字を並べる総数は、同じ文字がある順列の公式を用いて計算できます。
(2) O, K, Y, M がこの順に並ぶ文字列の数
O, K, Y, M を同じ文字(例えば、X)とみなすと、XXAAAXAという7つの文字を並べることになります。この並べ方は 通りです。
O, K, Y, M を区別すると、それぞれの並べ方は1通りなので、O, K, Y, M がこの順に並ぶ文字列の総数は、上記の並べ方と同じになります。
XをO, K, Y, M に置き換える順序は1つしかないので、
O, K, Y, M の順序を考えない場合、O, K, Y, M の並び方は 通りあります。O, K, Y, M の順序が決まっている場合、それらの並び方の数は1です。つまり、O, K, Y, M を区別せず、Xと考えることで、順序が決定された並び方を計算できます。
残りのA, A, A は区別できないので、3! で割る必要があります。
O, K, Y, M の並び順は固定されているので、
7つの位置からO, K, Y, M の4つの場所を選び、残りの3つの場所にA, A, A を並べる。
7つの場所から4つの場所を選ぶ方法は 通り。
O, K, Y, M の順で配置する。
残りの3箇所にA, A, A を配置する。
その方法は1通り。
したがって、求める文字列の数は 35通り。
(3) AとAが隣り合わない文字列の数
まず、O, K, Y, Mの4文字を並べます。これは4! = 24通りです。
次に、これらの4文字の間の5つのスペース(両端を含む)に、3つのAを配置します。
5つのスペースから3つのスペースを選ぶ組み合わせは、通りです。
したがって、AとAが隣り合わない文字列の数は、 通りです。
(4) OとKがこの順に並び、かつOとKの間に2文字以上の文字が並ぶ文字列の数
まず、OとKの位置を決めます。OとKの間に2文字以上入るので、Oの位置は左から1, 2, 3, 4番目のいずれかです。
Oが1番目の場合:Kは4, 5, 6, 7番目
Oが2番目の場合:Kは5, 6, 7番目
Oが3番目の場合:Kは6, 7番目
Oが4番目の場合:Kは7番目
OとKの位置の組み合わせは、4 + 3 + 2 + 1 = 10通りです。
OとKの間の文字を固定したとき、残りの5つの文字を並べる方法は 通りです。
したがって、文字列の数は 通りです。
3. 最終的な答え
(1) 840
(2) 35
(3) 240
(4) 200