三角形ABCにおいて、点Gは三角形ABCの重心である。点Gから辺BCに下ろした垂線をGK、点Aから辺BCに下ろした垂線をAHとする。 (1) GK:AHを求める。 (2) 三角形GBCと三角形ABCの面積比を求める。
2025/7/27
1. 問題の内容
三角形ABCにおいて、点Gは三角形ABCの重心である。点Gから辺BCに下ろした垂線をGK、点Aから辺BCに下ろした垂線をAHとする。
(1) GK:AHを求める。
(2) 三角形GBCと三角形ABCの面積比を求める。
2. 解き方の手順
(1) 重心の性質より、中線を2:1に内分する。AからBCに下ろした中線をAMとすると、AG:GM = 2:1となる。
GKとAHはどちらもBCに対する垂線なので、GK//AHである。
したがって、三角形GKMと三角形AHMは相似である。
相似比はGM:AM = 1:(2+1) = 1:3である。
GK:AH = GM:AM = 1:3
(2) 三角形GBCと三角形ABCは底辺BCを共有しているので、面積比は高さの比に等しい。
三角形GBCの高さはGK、三角形ABCの高さはAHである。
よって、面積比はGK:AH = 1:3となる。
3. 最終的な答え
(1) GK:AH = 1:3
(2) 三角形GBC : 三角形ABC = 1:3