(1) 男子4人、女子4人の計8人が円形のテーブルの周りに男女が交互になるように着席する場合の数を求めよ。 (2) 7人が手をつないで輪を作るとき、特定の2人が隣り合う場合の数を求めよ。 (3) 5人でじゃんけんをするとき、手の出し方の総数を求めよ。 (4) 0, 1, 1, 2, 2, 2, 3, 4 のすべての数字を用いてできる8桁の整数の個数を求めよ。 (5) 立方体の6つの面を、赤、青、黄、緑、紫、茶の6つの色を1色ずつ用いて塗り分ける方法の数を求めよ。
2025/7/27
1. 問題の内容
(1) 男子4人、女子4人の計8人が円形のテーブルの周りに男女が交互になるように着席する場合の数を求めよ。
(2) 7人が手をつないで輪を作るとき、特定の2人が隣り合う場合の数を求めよ。
(3) 5人でじゃんけんをするとき、手の出し方の総数を求めよ。
(4) 0, 1, 1, 2, 2, 2, 3, 4 のすべての数字を用いてできる8桁の整数の個数を求めよ。
(5) 立方体の6つの面を、赤、青、黄、緑、紫、茶の6つの色を1色ずつ用いて塗り分ける方法の数を求めよ。
2. 解き方の手順
(1)
まず、男子4人を円形に並べる方法を考える。これは 通り。
次に、男子の間に女子4人を並べる。これは 通り。
したがって、男女が交互に並ぶ場合の数は、 通り。
(2)
特定の2人をひとまとめにして考える。すると、全体で6人になるので、輪の並び方は 通り。
特定の2人の並び方は2通り。
したがって、特定の2人が隣り合う並び方は、 通り。
(3)
各人が出せる手の種類はグー、チョキ、パーの3通り。
5人それぞれが3通りの手を出すので、 通り。
(4)
8桁の整数の総数を求める。
まず、すべての数字を並べる場合の数は、 通り。
ただし、先頭が0になる場合は、8桁の整数にならないので、その場合を除く。
先頭が0の場合、残りの7つの数字を並べる場合の数は 通り。
したがって、8桁の整数の個数は 個。
(5)
まず、底面を固定する。底面の色の選び方は6通り。
次に、上面の色の選び方は5通り。
残りの4つの側面を円順列で考えると、 通り。
したがって、立方体の6つの面を塗り分ける方法は、 通り。
ただし、回転によって同じになるものを除外するため、上面の色を固定して考えると、側面の並べ方は 通り。
よって、 通り。
さらに、回転対称性から、となり、残りの4面は円順列になるから、3!=6通り
30*6 = 180通りを考えると,180/6 = 30通り.
しかしながら, 解答は30通りではない.
まず、ある面の色を固定し、その反対側の面の色を決めると5通り。
残りの4つの側面は円順列で考えるから、通り。
したがって、通りとなる。しかし、空間回転があるので、30通りではない。
立方体を机に置いた時,底面は6通りある。上面は残りの5通り。
側面の並び方は、(4-1)!=3!=6
6 x 5 x 6 =180
回転できることを考えると、30通りではない
他の解法
正解は30通り.
6色から1色を選び底面に固定する.上面は残りの5色から1色を選ぶ.残りの4側面は円順列で(4-1)!=6通り.よって5×6=30通り
3. 最終的な答え
(1) 144通り
(2) 240通り
(3) 243通り
(4) 2940個
(5) 30通り