赤玉3個と白玉6個が入った袋から、2個の玉を同時に取り出すとき、2個が同じ色である確率を求める。

確率論・統計学確率組み合わせ事象
2025/7/27

1. 問題の内容

赤玉3個と白玉6個が入った袋から、2個の玉を同時に取り出すとき、2個が同じ色である確率を求める。

2. 解き方の手順

まず、2個の玉を同時に取り出すすべての場合の数を計算する。これは、9個の玉から2個を選ぶ組み合わせなので、
9C2_{9}C_{2} で表される。
9C2=9!2!(92)!=9!2!7!=9×82×1=36_{9}C_{2} = \frac{9!}{2!(9-2)!} = \frac{9!}{2!7!} = \frac{9 \times 8}{2 \times 1} = 36
次に、2個とも赤玉である場合の数を計算する。これは、3個の赤玉から2個を選ぶ組み合わせなので、3C2_{3}C_{2} で表される。
3C2=3!2!(32)!=3!2!1!=3×22×1=3_{3}C_{2} = \frac{3!}{2!(3-2)!} = \frac{3!}{2!1!} = \frac{3 \times 2}{2 \times 1} = 3
次に、2個とも白玉である場合の数を計算する。これは、6個の白玉から2個を選ぶ組み合わせなので、6C2_{6}C_{2} で表される。
6C2=6!2!(62)!=6!2!4!=6×52×1=15_{6}C_{2} = \frac{6!}{2!(6-2)!} = \frac{6!}{2!4!} = \frac{6 \times 5}{2 \times 1} = 15
2個とも同じ色である場合は、2個とも赤玉である場合と2個とも白玉である場合を合わせたものなので、その場合の数は 3+15=183 + 15 = 18 である。
したがって、2個が同じ色である確率は、(2個とも同じ色である場合の数) / (2個の玉を取り出すすべての場合の数) で求められる。
1836=12\frac{18}{36} = \frac{1}{2}

3. 最終的な答え

12\frac{1}{2}

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