AとBが試験を受け、Aが合格する確率は $\frac{1}{3}$、Bが合格する確率は $\frac{1}{4}$ である。 このとき、次の確率を求めよ。 (1) 2人とも合格する確率 (2) 少なくとも1人が合格する確率 (3) 1人だけが合格する確率
2025/7/28
## 問題1
1. 問題の内容
AとBが試験を受け、Aが合格する確率は 、Bが合格する確率は である。
このとき、次の確率を求めよ。
(1) 2人とも合格する確率
(2) 少なくとも1人が合格する確率
(3) 1人だけが合格する確率
2. 解き方の手順
(1) 2人とも合格する確率
AとBが独立に合格するので、それぞれの確率を掛け合わせる。
(2) 少なくとも1人が合格する確率
これは、Aだけが合格、Bだけが合格、AもBも合格の3つの場合があるが、余事象を考えると、AもBも不合格となる確率を1から引けばよい。
(3) 1人だけが合格する確率
Aだけが合格し、Bが不合格の場合と、Bだけが合格し、Aが不合格の場合の2つがある。
3. 最終的な答え
(1)
(2)
(3)
## 問題2
1. 問題の内容
Aの袋には赤玉3個、白玉2個が入っている。Bの袋には赤玉2個、白玉3個が入っている。A,Bの袋から2個ずつ玉を取り出すとき、玉の色が1色である確率を求めよ。
2. 解き方の手順
玉の色が1色である、ということは、
(i) AからもBからも赤玉2個を取り出す
(ii) AからもBからも白玉2個を取り出す
という2つのパターンがある。それぞれの確率を計算して足し合わせる。
(i) AからもBからも赤玉2個を取り出す確率
Aから赤玉2個を取り出す確率は
Bから赤玉2個を取り出す確率は
したがって、AからもBからも赤玉2個を取り出す確率は
(ii) AからもBからも白玉2個を取り出す確率
Aから白玉2個を取り出す確率は
Bから白玉2個を取り出す確率は
したがって、AからもBからも白玉2個を取り出す確率は
求める確率は、(i)と(ii)の和である。