10本のくじの中に当たりくじが3本入っている。1本引いて元に戻すという試行を2回繰り返す。以下の確率を求める。 (1) 2回とも外れる確率 (2) 少なくとも1回当たる確率

確率論・統計学確率独立試行余事象
2025/7/28

1. 問題の内容

10本のくじの中に当たりくじが3本入っている。1本引いて元に戻すという試行を2回繰り返す。以下の確率を求める。
(1) 2回とも外れる確率
(2) 少なくとも1回当たる確率

2. 解き方の手順

(1) 2回とも外れる確率
1回の試行で外れる確率は 10310=710\frac{10-3}{10} = \frac{7}{10} である。
2回の試行は独立なので、2回とも外れる確率は、各回の外れる確率を掛け合わせる。
したがって、2回とも外れる確率は (710)2(\frac{7}{10})^2となる。
(2) 少なくとも1回当たる確率
「少なくとも1回当たる」事象の余事象は「2回とも外れる」事象である。
したがって、少なくとも1回当たる確率は 11 - (2回とも外れる確率) で求められる。
(1)で2回とも外れる確率を計算したので、これを利用する。

3. 最終的な答え

(1) 2回とも外れる確率は
(710)2=49100(\frac{7}{10})^2 = \frac{49}{100}
(2) 少なくとも1回当たる確率は
149100=10010049100=511001 - \frac{49}{100} = \frac{100}{100} - \frac{49}{100} = \frac{51}{100}
答え:
(1) 49100\frac{49}{100}
(2) 51100\frac{51}{100}

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