次の関数の増減と凹凸を調べてグラフを描き、極値と変曲点を求める問題です。 (1) $y = x^3 - 3x + 1$ (2) $y = x^4 - 4x^3 + 3$ (3) $y = \frac{1 - x^2}{1 + x^2}$ (4) $y = \frac{1}{1 + e^{-x}}$
2025/7/29
1. 問題の内容
次の関数の増減と凹凸を調べてグラフを描き、極値と変曲点を求める問題です。
(1)
(2)
(3)
(4)
2. 解き方の手順
(1)
まず、一階微分を求めます。
となる を求めます。
次に、二階微分を求めます。
となる を求めます。
のとき であり、 なので、 で極大値 3 をとります。
のとき であり、 なので、 で極小値 -1 をとります。
のとき であり、 となるので、 で変曲点を持ちます。変曲点は (0, 1) です。
(2)
一階微分を求めます。
となる を求めます。
二階微分を求めます。
となる を求めます。
のとき であり、 となり、増減表を書く必要があります。
のとき であり、 なので、 で極小値 -24 をとります。
のとき であり、 となるので、 で変曲点を持ちます。変曲点は (2, -13) です。
付近の増減を調べると、 で極値をとらないことが分かります。 も変曲点です。変曲点は (0, 3) です。
(3)
一階微分を求めます。
となる を求めます。
二階微分を求めます。
となる を求めます。
のとき であり、 なので、 で極大値 1 をとります。
のとき であり、 のとき です。
変曲点は と です。
(4)
一階微分を求めます。
より、常に増加関数です。
二階微分を求めます。
となる を求めます。
のとき
で変曲点を持ちます。変曲点は (0, 1/2) です。
3. 最終的な答え
(1) 極大値: 3 (x = -1), 極小値: -1 (x = 1), 変曲点: (0, 1)
(2) 極小値: -24 (x = 3), 変曲点: (0, 3), (2, -13)
(3) 極大値: 1 (x = 0), 変曲点: ,
(4) 変曲点: (0, 1/2)