(5)の問題です。 ①AとBの2人がゲームをして、Aが勝つ確率を求めます。 ②A、B、Cの3人がゲームをして、Aが勝つ確率を求めます。

確率論・統計学確率場合の数サイコロ
2025/4/5

1. 問題の内容

(5)の問題です。
①AとBの2人がゲームをして、Aが勝つ確率を求めます。
②A、B、Cの3人がゲームをして、Aが勝つ確率を求めます。

2. 解き方の手順

① Aが勝つ場合、Aが出した目がBが出した目より大きい必要があります。Aが1から6のそれぞれの目を出す場合について、Bが出せる目の数を考えます。
Aが1のとき、Bは何も出せません。
Aが2のとき、Bは1を出せます。
Aが3のとき、Bは1と2を出せます。
Aが4のとき、Bは1、2、3を出せます。
Aが5のとき、Bは1、2、3、4を出せます。
Aが6のとき、Bは1、2、3、4、5を出せます。
したがって、Aが勝つ場合の数は0+1+2+3+4+5=150 + 1 + 2 + 3 + 4 + 5 = 15通りです。
全ての目の出方は、6×6=366 \times 6 = 36通りなので、Aが勝つ確率は 1536=512\frac{15}{36} = \frac{5}{12}です。
② Aが勝つ場合、Aが出した目がBとCが出した目より大きい必要があります。Aが1から6のそれぞれの目を出す場合について、BとCが出せる目の数を考えます。
Aが1のとき、BもCも何も出せません。0通り。
Aが2のとき、BもCも1を出せます。1通り。
Aが3のとき、BもCも1か2を出せます。2×2=42 \times 2 = 4通り。
Aが4のとき、BもCも1、2、3を出せます。3×3=93 \times 3 = 9通り。
Aが5のとき、BもCも1、2、3、4を出せます。4×4=164 \times 4 = 16通り。
Aが6のとき、BもCも1、2、3、4、5を出せます。5×5=255 \times 5 = 25通り。
したがって、Aが勝つ場合の数は0+1+4+9+16+25=550 + 1 + 4 + 9 + 16 + 25 = 55通りです。
全ての目の出方は、6×6×6=2166 \times 6 \times 6 = 216通りなので、Aが勝つ確率は 55216\frac{55}{216}です。

3. 最終的な答え

512\frac{5}{12}
55216\frac{55}{216}

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