問題1:
まず、積分の中身の関数 f(x)=x2+4 の不定積分を求めます。 ∫(x2+4)dx=31x3+4x+C 次に、定積分の定義に従い、積分区間の上限と下限を代入し、その差を計算します。
∫−22(x2+4)dx=[31x3+4x]−22=(31(2)3+4(2))−(31(−2)3+4(−2))=(38+8)−(−38−8)=38+8+38+8=316+16=316+348=364 問題2:
被積分関数 g(x)=x2+12x を見ると、x2+1 を微分すると 2x になることに気づきます。 そこで、u=x2+1 と置換すると、du=2xdx となります。 積分範囲も変更します。x=−3 のとき u=(−3)2+1=10、x=3 のとき u=(3)2+1=10。 ∫−33x2+12xdx=∫1010u1du=0 または、h(x)=x2+12xは奇関数であることに注目します。 h(−x)=(−x)2+12(−x)=x2+1−2x=−h(x) したがって、∫−33x2+12xdx=0