まず、不等号 \[ \text{タ} \] を決定する。
ax−y−2a+4 の式を y について解くと、 y≥ax−2a+4 となる。 2x−y−2≤0 より y≥2x−2。 x+y−10≥0 より y≥−x+10。 これらの3つの不等式が表す領域が三角形となるためには、ax−y−2a+4≤0 、つまり y≥ax−2a+4 が必要となる。なぜなら、y≤ax−2a+4 は領域が閉じていないからである。 したがって、\[ \text{タ} \] には ≤ が入る。 次に、領域を表す図\[ \text{チ} \]を選択する。
3つの不等式に対応する3つの直線は、y=2x−2, y=−x+10, y=ax−2a+4 である。1<a<2 であるから、2x−2<ax−2a+4<2x−2が常に成り立つとは限らない。 y=ax−2a+4 を点線で表していることから、ax−y−2a+4≤0 が点線で描かれていることがわかる。 まず、y=2x−2 と y=−x+10 の交点を求める。 2x−2=−x+10 より 3x=12 なので x=4。 y=2(4)−2=6。したがって、交点は (4,6)。 y=2x−2 と y=ax−2a+4 の交点を求める。 2x−2=ax−2a+4 より (2−a)x=6−2a なので、x=2−a6−2a=2−a2(3−a)。 y=2(2−a6−2a)−2=2−a12−4a−4+2a=2−a8−2a=2−a2(4−a)。 y=−x+10 と y=ax−2a+4 の交点を求める。 −x+10=ax−2a+4 より (a+1)x=6+2a なので、x=a+16+2a=a+12(3+a)。 y=−a+16+2a+10=a+1−6−2a+10a+10=a+18a+4=a+14(2a+1)。 1<a<2のとき、y≥2x−2, y≥−x+10, ax−y−2a+4≤0を満たす領域は、図の\[ \text{3} \]である。