与えられた4つの関数について、$x$ が正の無限大 ($x \to \infty$) および負の無限大 ($x \to -\infty$) に近づくときの極限値を求める問題です。 関数は以下の通りです。 (1) $\frac{1-x}{1+x}$ (2) $\frac{1}{x^2-1}$ (3) $\frac{2|x|+1}{3x-2}$ (4) $x^3-10x^2$
2025/7/30
1. 問題の内容
与えられた4つの関数について、 が正の無限大 () および負の無限大 () に近づくときの極限値を求める問題です。
関数は以下の通りです。
(1)
(2)
(3)
(4)
2. 解き方の手順
(1) について
のとき:
分子と分母を で割ります。
のとき:
分子と分母を で割ります。
(2) について
のとき:
は無限大に発散するので、 は0に近づきます。
のとき:
は無限大に発散するので、 は0に近づきます。
(3) について
のとき:
なので、 です。
分子と分母を で割ります。
のとき:
なので、 です。
分子と分母を で割ります。
(4) について
のとき:
の項が支配的になるため、正の無限大に発散します。
のとき:
の項が支配的になるため、負の無限大に発散します。
3. 最終的な答え
(1)
のとき、-1
のとき、-1
(2)
のとき、0
のとき、0
(3)
のとき、
のとき、
(4)
のとき、
のとき、