$2+\sqrt{7}$ の整数部分を $a$、小数部分を $b$ とするとき、$a$、$b$ の値を求め、さらに $ab+b^2$ の値を求める問題です。

代数学平方根整数部分小数部分式の計算
2025/7/30

1. 問題の内容

2+72+\sqrt{7} の整数部分を aa、小数部分を bb とするとき、aabb の値を求め、さらに ab+b2ab+b^2 の値を求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、7 \sqrt{7} の近似値を求めます。4=2 \sqrt{4} = 2 であり、9=3 \sqrt{9} = 3 であるから、2<7<3 2 < \sqrt{7} < 3 であることがわかります。
さらに、7 \sqrt{7} は2と3の間にあり、2に近いので、2.6程度の数であることを予測します。実際には、2.645...となります。
したがって、2+72 + \sqrt{7}2+2.645...=4.645...2 + 2.645... = 4.645... となり、2+72 + \sqrt{7} の整数部分は4となります。よって、a=4a = 4 です。
小数部分 bb は、2+72+\sqrt{7} から整数部分 aa を引いたものなので、b=(2+7)a=(2+7)4=72b = (2+\sqrt{7}) - a = (2+\sqrt{7}) - 4 = \sqrt{7} - 2 となります。
次に、ab+b2ab+b^2 の値を求めます。これは b(a+b)b(a+b) と変形できます。
a+b=4+(72)=2+7a+b = 4 + (\sqrt{7} - 2) = 2 + \sqrt{7} であるから、
b(a+b)=(72)(2+7)=(7)222=74=3b(a+b) = (\sqrt{7}-2)(2+\sqrt{7}) = (\sqrt{7})^2 - 2^2 = 7 - 4 = 3

3. 最終的な答え

a=4a = 4
b=72b = \sqrt{7} - 2
ab+b2=3ab+b^2 = 3

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