$\lim_{x \to \infty} (\sqrt{x+2} - \sqrt{x+1})$ を求める問題です。

解析学極限関数の極限不定形有理化ルート
2025/7/30

1. 問題の内容

limx(x+2x+1)\lim_{x \to \infty} (\sqrt{x+2} - \sqrt{x+1}) を求める問題です。

2. 解き方の手順

この極限は、\infty - \infty の不定形です。
そのため、まず式を変形して不定形を解消します。
x+2x+1\sqrt{x+2} - \sqrt{x+1} に共役な式 x+2+x+1\sqrt{x+2} + \sqrt{x+1} を掛け、分子の有理化を行います。
limx(x+2x+1)=limx(x+2x+1)(x+2+x+1)x+2+x+1\lim_{x \to \infty} (\sqrt{x+2} - \sqrt{x+1}) = \lim_{x \to \infty} \frac{(\sqrt{x+2} - \sqrt{x+1})(\sqrt{x+2} + \sqrt{x+1})}{\sqrt{x+2} + \sqrt{x+1}}
=limx(x+2)(x+1)x+2+x+1= \lim_{x \to \infty} \frac{(x+2) - (x+1)}{\sqrt{x+2} + \sqrt{x+1}}
=limx1x+2+x+1= \lim_{x \to \infty} \frac{1}{\sqrt{x+2} + \sqrt{x+1}}
xx \to \infty のとき、x+2\sqrt{x+2} \to \infty および x+1\sqrt{x+1} \to \infty であるから、x+2+x+1\sqrt{x+2} + \sqrt{x+1} \to \infty となります。したがって、分母が無限大に発散し、分子が定数であるため、極限は0に収束します。
limx1x+2+x+1=0\lim_{x \to \infty} \frac{1}{\sqrt{x+2} + \sqrt{x+1}} = 0

3. 最終的な答え

0

「解析学」の関連問題

関数 $f(x) = \frac{x-1}{x}$ について、合成関数 $(f \circ f)(x)$ を求める。

関数合成関数代数
2025/7/31

曲線 $y = x^2 + 2x + 1$ 上の点 (1, 0) から引かれた接線の方程式と接点の座標を求める問題です。

微分接線二次関数
2025/7/31

曲線 $y = x^2 + 2x + 1$ 上の点 (1, 0) から引かれた接線の方程式と接点の座標を求める問題です。

微分接線二次関数
2025/7/31

曲線 $y = x^3 - 3x^2$ 上の点 $(2, -4)$ における接線の方程式を求める問題です。

微分接線導関数曲線
2025/7/31

曲線 $y = -x^3 + x^2 + 1$ 上の点 $(1, 1)$ における接線の方程式を求める。

微分接線導関数曲線
2025/7/31

曲線 $y = x^3 - x$ 上の点 $(1, 0)$ における接線の方程式を求める問題です。

接線微分導関数曲線
2025/7/31

関数 $f(x) = x^2 - 7x + 4$ について、$x = 3$ における微分係数 $f'(3)$ を、微分係数の定義に従って求めよ。

微分微分係数極限関数の微分
2025/7/31

関数 $f(x) = -x^2 + 2x + 1$ において、$x$の値が $-1$ から $2$ まで変化するときの平均変化率を求める問題です。

平均変化率関数二次関数
2025/7/31

$x$ が $a$ から $b$ まで変化するとき、関数 $y = 4x - 2$ の平均変化率を求めよ。

平均変化率一次関数
2025/7/31

関数 $f(x) = x^2 - 5$ において、$x$ の値が $-1$ から $1$ まで変化するときの平均変化率を求める問題です。

平均変化率関数二次関数
2025/7/31