2点 $(5, -5)$, $(10, -3)$ を通る直線を表す一次関数の切片を求める問題です。

代数学一次関数傾き切片変域
2025/7/30
## (1) の問題

1. 問題の内容

2点 (5,5)(5, -5), (10,3)(10, -3) を通る直線を表す一次関数の切片を求める問題です。

2. 解き方の手順

一次関数は一般的に y=ax+by = ax + b と表されます。ここで、aa は傾き、bb は切片です。

1. 傾き $a$ を求めます。

傾きは、2点間の yy の変化量を xx の変化量で割ることで求められます。
a=3(5)105=25a = \frac{-3 - (-5)}{10 - 5} = \frac{2}{5}

2. 切片 $b$ を求めます。

傾き aa25\frac{2}{5} であることがわかったので、一次関数は y=25x+by = \frac{2}{5}x + b と表されます。
この式に、与えられた点のどちらか一つを代入して bb を求めます。ここでは点 (5,5)(5, -5) を代入します。
5=25×5+b-5 = \frac{2}{5} \times 5 + b
5=2+b-5 = 2 + b
b=7b = -7

3. 最終的な答え

切片は -7 です。
## (2) の問題

1. 問題の内容

関数 y=3x+py = 3x + p において、xx の変域が 1xq1 \le x \le q のとき、yy の変域が 2y7-2 \le y \le 7 である。このとき、qq の値を求める問題です。

2. 解き方の手順

1. $x = 1$ のときの $y$ の値を計算します。

y=3(1)+p=3+py = 3(1) + p = 3 + p

2. $y$ の変域 $-2 \le y \le 7$ から、$x = 1$ のときに $y = -2$ となる場合と、$x = q$ のときに $y = 7$ となる場合を考えます。

(a) x=1x = 1 のとき y=2y = -2 となる場合:
2=3+p-2 = 3 + p より、p=5p = -5
したがって、y=3x5y = 3x - 5
y=7y = 7 のとき、7=3x57 = 3x - 5 より、3x=123x = 12, x=4x = 4
この場合、q=4q = 4
(b) x=1x = 1 のとき y=7y = 7 となる場合:
7=3+p7 = 3 + p より、p=4p = 4
したがって、y=3x+4y = 3x + 4
y=2y = -2 のとき、2=3x+4-2 = 3x + 4 より、3x=63x = -6, x=2x = -2
これは、1xq1 \le x \le q に矛盾するので不適。

3. 最終的な答え

q=4q = 4

「代数学」の関連問題

与えられた連立方程式を解き、$a$と$b$の値を求める問題です。連立方程式は以下の通りです。 $\begin{cases} 5a + b = 25 \\ 3a + b = 17 \end{cases}...

連立方程式加減法方程式の解
2025/7/31

関数 $f(x) = \frac{bx - 3}{x + a}$ の逆関数を $f^{-1}(x)$ とする。$f^{-1}(1) = 2$ かつ $f^{-1}(3) = 0$ のとき、定数 $a,...

逆関数分数関数方程式
2025/7/31

次の連立方程式を加減法で解く問題です。 $\begin{cases} -3x + 4y = -17 \\ 3x - 3y = 15 \end{cases}$

連立方程式加減法方程式の解法
2025/7/31

関数 $f(x) = \frac{2x+a}{x+3}$ の逆関数が $f^{-1}(x) = \frac{3x+4}{bx+2}$ であるとき、定数 $a, b$ の値を求める問題です。

逆関数関数の合成分数式方程式
2025/7/31

与えられた連立方程式を、加減法を用いて解き、$x$ と $y$ の値を求める問題です。 与えられた連立方程式は次のとおりです。 $\begin{cases} x + 4y = 17 \\ -x - 2...

連立方程式加減法代入
2025/7/31

関数 $y = x^2 + 3$ ($x \ge 0$) の逆関数を求める問題です。

逆関数関数平方根定義域値域
2025/7/31

次の連立方程式を加減法で解く問題です。 $ \begin{cases} 2x+y = 5 \\ 3x-y = 0 \end{cases} $

連立方程式加減法一次方程式
2025/7/31

関数 $y = \frac{x-1}{x-2}$ の逆関数を求めよ。

関数逆関数分数関数
2025/7/31

与えられた条件が、別の条件を満たすための必要条件、十分条件、必要十分条件、またはどちらでもないかを判断する問題です。

必要条件十分条件必要十分条件連立方程式相似合同
2025/7/31

関数 $y = \frac{2x+1}{x+1}$ の逆関数を求める。

逆関数分数関数関数の操作
2025/7/31