1から100までの自然数の中で、5の倍数ではない数の総和を求める問題です。

算数等差数列倍数計算
2025/7/30

1. 問題の内容

1から100までの自然数の中で、5の倍数ではない数の総和を求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、1から100までの自然数全体の和を求めます。次に、1から100までの5の倍数の和を求めます。最後に、全体の和から5の倍数の和を引けば、5の倍数でない数の和が得られます。
1から100までの自然数の和は、等差数列の和の公式を用いて計算できます。
初項 a=1a = 1、末項 l=100l = 100、項数 n=100n = 100 なので、
S100=n(a+l)2=100(1+100)2=100×1012=50×101=5050S_{100} = \frac{n(a+l)}{2} = \frac{100(1+100)}{2} = \frac{100 \times 101}{2} = 50 \times 101 = 5050
次に、1から100までの5の倍数の和を計算します。
5, 10, 15, ..., 100 は、初項 5, 末項 100, 公差 5 の等差数列です。
項数は 1005=20\frac{100}{5} = 20 です。
この等差数列の和は、
S5の倍数=20(5+100)2=20×1052=10×105=1050S_{5の倍数} = \frac{20(5+100)}{2} = \frac{20 \times 105}{2} = 10 \times 105 = 1050
最後に、1から100までの自然数の和から、5の倍数の和を引きます。
5の倍数でない数の和=S100S5の倍数=50501050=40005の倍数でない数の和 = S_{100} - S_{5の倍数} = 5050 - 1050 = 4000

3. 最終的な答え

4000

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