1. 問題の内容
の第 次導関数を求める。ただし、 は自然数とする。
2. 解き方の手順
まず、 の導関数をいくつか計算してみる。
ここで、 であることに注目する。
したがって、4回微分するごとに元の関数に戻ることがわかる。
一般に、
ここで、 が , , , のどの形になるかを考える。
は偶数であるから、 や の形にはならない。
したがって、 は または のいずれかの形になる。
のとき、 となる。つまり、 が偶数のときである。
このとき、
のとき、 となる。つまり、 が奇数のときである。
このとき、
したがって、
( が偶数のとき)
( が奇数のとき)
まとめて書くと、
となる。