与えられた数式 $\frac{\sqrt{2}+2\sqrt{5}}{2\sqrt{2}-\sqrt{5}}$ を計算し、できる限り簡単にします。つまり、分母に根号がない形に変形します。

算数根号有理化分数計算
2025/7/30

1. 問題の内容

与えられた数式 2+25225\frac{\sqrt{2}+2\sqrt{5}}{2\sqrt{2}-\sqrt{5}} を計算し、できる限り簡単にします。つまり、分母に根号がない形に変形します。

2. 解き方の手順

分母の有理化を行います。分母が 2252\sqrt{2}-\sqrt{5} なので、これに 22+52\sqrt{2}+\sqrt{5} をかけたものが実数になることを利用します。分子と分母に同じ数を掛けることで、分数の値は変わりません。
つまり、以下の計算を行います。
2+25225=(2+25)(22+5)(225)(22+5)\frac{\sqrt{2}+2\sqrt{5}}{2\sqrt{2}-\sqrt{5}} = \frac{(\sqrt{2}+2\sqrt{5})(2\sqrt{2}+\sqrt{5})}{(2\sqrt{2}-\sqrt{5})(2\sqrt{2}+\sqrt{5})}
まず、分子を計算します。
(2+25)(22+5)=222+25+2522+255=4+10+410+10=14+510(\sqrt{2}+2\sqrt{5})(2\sqrt{2}+\sqrt{5}) = \sqrt{2} \cdot 2\sqrt{2} + \sqrt{2} \cdot \sqrt{5} + 2\sqrt{5} \cdot 2\sqrt{2} + 2\sqrt{5} \cdot \sqrt{5} = 4 + \sqrt{10} + 4\sqrt{10} + 10 = 14 + 5\sqrt{10}
次に、分母を計算します。
(225)(22+5)=(22)2(5)2=425=85=3(2\sqrt{2}-\sqrt{5})(2\sqrt{2}+\sqrt{5}) = (2\sqrt{2})^2 - (\sqrt{5})^2 = 4 \cdot 2 - 5 = 8 - 5 = 3
したがって、
2+25225=14+5103\frac{\sqrt{2}+2\sqrt{5}}{2\sqrt{2}-\sqrt{5}} = \frac{14+5\sqrt{10}}{3}

3. 最終的な答え

14+5103\frac{14+5\sqrt{10}}{3}

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