(1) まず、関数 y を x で微分して、y′ を求めます。 y=2x3−6x2+1 y′=6x2−12x (2) y′=0 となる x の値を求めます。これは極値を与える点の候補となります。 6x2−12x=0 6x(x−2)=0 (3) x の値によって y′ の符号がどのように変化するかを調べます。 x<0 のとき、x<0、x−2<0 なので、y′=6x(x−2)>0 となります。 0<x<2 のとき、x>0、x−2<0 なので、y′=6x(x−2)<0 となります。 x>2 のとき、x>0、x−2>0 なので、y′=6x(x−2)>0 となります。 (4) 増減表を作成します。
| x | ... | 0 | ... | 2 | ... |
|-----|-----|-----|-----|-----|-----|
| y' | + | 0 | - | 0 | + |
| y | 増加 | 極大 | 減少 | 極小 | 増加 |
(5) 極値を求めます。
x=0 のとき、y=2(0)3−6(0)2+1=1 (極大値) x=2 のとき、y=2(2)3−6(2)2+1=16−24+1=−7 (極小値)