まず、平均値を計算する。次に、各データと平均値の差の二乗を計算し、それらの平均値を計算して分散を求める。最後に、分散の平方根を計算して標準偏差を求める。
(1) 平均値の計算
平均値 xˉ は、データの総和をデータ数で割ったものである。 xˉ=101+2+2+5+5+5+6+6+8+10=1050=5 (2) 分散の計算
分散 s2 は、各データ xi と平均 xˉ との差の二乗の平均である。 s2=n1∑i=1n(xi−xˉ)2 =10(1−5)2+(2−5)2+(2−5)2+(5−5)2+(5−5)2+(5−5)2+(6−5)2+(6−5)2+(8−5)2+(10−5)2 =1016+9+9+0+0+0+1+1+9+25=1070=7 (3) 標準偏差の計算
s=s2=7