円 $x^2 + y^2 = 4$ と直線 $y = x + k$ が共有点を1つ持つとき、定数 $k$ の値を求めなさい。

幾何学直線接線二次方程式判別式
2025/4/5

1. 問題の内容

x2+y2=4x^2 + y^2 = 4 と直線 y=x+ky = x + k が共有点を1つ持つとき、定数 kk の値を求めなさい。

2. 解き方の手順

円と直線が共有点を1つ持つということは、直線が円に接するということです。
直線を円の方程式に代入して、xx についての2次方程式を作り、判別式が0になる条件から kk の値を求めます。
直線 y=x+ky = x + k を円の方程式 x2+y2=4x^2 + y^2 = 4 に代入すると、
x2+(x+k)2=4x^2 + (x + k)^2 = 4
x2+x2+2kx+k2=4x^2 + x^2 + 2kx + k^2 = 4
2x2+2kx+k24=02x^2 + 2kx + k^2 - 4 = 0
この2次方程式の判別式 DD は、
D=(2k)242(k24)D = (2k)^2 - 4 \cdot 2 \cdot (k^2 - 4)
D=4k28(k24)D = 4k^2 - 8(k^2 - 4)
D=4k28k2+32D = 4k^2 - 8k^2 + 32
D=4k2+32D = -4k^2 + 32
円と直線が接する条件は D=0D = 0 なので、
4k2+32=0-4k^2 + 32 = 0
4k2=324k^2 = 32
k2=8k^2 = 8
k=±8=±22k = \pm \sqrt{8} = \pm 2\sqrt{2}

3. 最終的な答え

k=±22k = \pm 2\sqrt{2}

「幾何学」の関連問題

直線 $y = x + 2$ 上の点Pのx座標が $a$ であるとき、以下の問いに答えます。ただし、$a > 0$ とします。 (1) 点Pのy座標を求めなさい。 (2) 点Aはx軸上の点で、線分PO...

座標平面直線距離方程式代数
2025/4/6

四角形ABCDと四角形EFGHは相似です。四角形ABCDと四角形EFGHの相似比を求めます。

相似相似比図形
2025/4/6

与えられた関数 $y = \frac{1}{4}x^2$ のグラフとして、図の①~④の中から適切なものを選ぶ問題です。

放物線グラフ二次関数関数のグラフ
2025/4/6

円周上に点A, B, C, Dがあり、線分BCは円の中心Oを通る。円周角$\angle BCD$が$65^\circ$のとき、$\angle BAD$、すなわち$x$の大きさを求める。

円周角直径三角形角度
2025/4/6

底面の1辺が $x$ cm、高さが9 cmの正四角錐の体積を $y$ cm³とするとき、$y$ を $x$ の式で表し、$y$ が $x$ の2乗に比例する場合は①、そうでない場合は②と答える。

正四角錐体積比例
2025/4/6

半径が $x$ cm の円の面積を $y$ cm$^2$ とするとき、$y$ を $x$ の式で表し、$y$ が $x$ の2乗に比例するかどうかを答えます。$y$ が $x$ の2乗に比例する場合は...

面積比例
2025/4/6

直角三角形ABCにおいて、AB=8cm, BC=8cmである。点PはAを出発しAB上をBまで動く。点QはCを出発しBC上をBまで動く。PとQは同時に出発し、同じ速さで動く。台形APQCの面積が28cm...

幾何面積直角三角形台形二次方程式
2025/4/6

台形ABCDを、直線ABを軸として回転させた立体Pと、直線CDを軸として回転させた立体Qがある。 (1) 立体Pの体積は、立体Qの体積の何倍か。 (2) 立体Pの表面積と立体Qの表面積とでは、どちらが...

体積表面積回転体円柱円錐台形
2025/4/6

図のような道があり、角は全て直角になっている。AからBまで、回り道をせずに最短の道のりで進むとき、道の選び方は全部で何通りあるか。

組み合わせ最短経路二項係数
2025/4/6

図において、Oは半円の中心である。 (1) ACの長さを求める。 (2) △ABOの面積を求める。 (3) 斜線部分の面積を求める(円周率はπとする)。 BO=6cm、∠AOB=130°、∠ACO=9...

図形三角比面積半円三角形
2025/4/6