点Oが三角形ABCの外心であるとき、$∠OAB = 10°$、$∠OCB = 60°$である。$∠OAC = α$の大きさを求めよ。

幾何学外心三角形角度二等辺三角形
2025/7/31

1. 問題の内容

点Oが三角形ABCの外心であるとき、OAB=10°∠OAB = 10°OCB=60°∠OCB = 60°である。OAC=α∠OAC = αの大きさを求めよ。

2. 解き方の手順

三角形の外心は、三角形の各頂点からの距離が等しい点である。したがって、OA=OB=OCOA = OB = OC
これにより、三角形OABと三角形OBCは二等辺三角形になる。
三角形OABについて、OA=OBOA = OBなので、OBA=OAB=10°∠OBA = ∠OAB = 10°
三角形OBCについて、OB=OCOB = OCなので、OBC=OCB=60°∠OBC = ∠OCB = 60°
三角形ABCの内角の和は180°なので、BAC+ABC+BCA=180°∠BAC + ∠ABC + ∠BCA = 180°
BAC=OAB+OAC=10°+α∠BAC = ∠OAB + ∠OAC = 10° + α
ABC=OBA+OBC=10°+60°=70°∠ABC = ∠OBA + ∠OBC = 10° + 60° = 70°
BCA=OCB+OCA∠BCA = ∠OCB + ∠OCA
ここで、OCA=α∠OCA = αであることを示す。
OA=OCOA = OCなので、三角形OACは二等辺三角形。したがって、OAC=OCA=α∠OAC = ∠OCA = α
したがって、BCA=60°+α∠BCA = 60° + α
三角形ABCの内角の和の式に代入すると、
(10°+α)+70°+(60°+α)=180°(10° + α) + 70° + (60° + α) = 180°
10°+α+70°+60°+α=180°10° + α + 70° + 60° + α = 180°
2α+140°=180°2α + 140° = 180°
2α=40°2α = 40°
α=20°α = 20°

3. 最終的な答え

α=20°\alpha = 20°

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