(1)
まず、与えられた連立方程式を整理します。
2x−1=22x 3y+2=3y⋅32=9⋅3y 2x+1=2x⋅2=2⋅2x 3y−1=33y したがって、与えられた連立方程式は以下のように書き換えられます。
{22x+9⋅3y=312⋅2x+33y=17 ここで、2x=A, 3y=B とおくと、連立方程式は {2A+9B=312A+3B=17 これを解くために、まず1番目の式を2倍、2番目の式を3倍します。
{A+18B=626A+B=51 2番目の式から B=51−6A を得て、1番目の式に代入します。 A+18(51−6A)=62 A+918−108A=62 −107A=−856 B=51−6A=51−6(8)=51−48=3 したがって、2x=8=23 より x=3, 3y=3=31 より y=1. (2)
与えられた連立方程式は
{log3(x+1)−log9y=23x+3y=3 log9y=log39log3y=2log3y したがって、1番目の式は
log3(x+1)−2log3y=23 2log3(x+1)−log3y=3 log3(x+1)2−log3y=log333=log327 log3y(x+1)2=log327 y(x+1)2=27 (x+1)2=27y 2番目の式から x=3−3y を得て、1番目の式に代入します。 (3−3y+1)2=27y (4−3y)2=27y 16−24y+9y2=27y 9y2−51y+16=0 (3y−16)(3y−1)=0 y=316 または y=31 y=316 のとき、 x=3−3y=3−3⋅316=3−16=−13 このとき、x+1=−12<0 なので、log3(x+1) が定義されないため不適。 y=31 のとき、 x=3−3y=3−3⋅31=3−1=2 このとき、x+1=3>0 かつ y=31>0 なので条件を満たす。