直線 $y=2x$ と直線 $y=ax+6$ の交点をAとする。線分OA上に点Bをとり、点Bを通りx軸に平行な直線と直線 $y=ax+6$ との交点をCとする。2点B,Cからx軸に下ろした垂線とx軸との交点をそれぞれD,Eとする。$a<0$のとき、以下の問いに答える。 (1) $a = -\frac{1}{2}$ のとき、点Aの座標を求めよ。 (2) 点Dの座標が(2,0)であり、四角形BDECが正方形となるとき、$a$ の値を求めよ。

代数学連立方程式一次関数座標平面交点正方形
2025/8/1

1. 問題の内容

直線 y=2xy=2x と直線 y=ax+6y=ax+6 の交点をAとする。線分OA上に点Bをとり、点Bを通りx軸に平行な直線と直線 y=ax+6y=ax+6 との交点をCとする。2点B,Cからx軸に下ろした垂線とx軸との交点をそれぞれD,Eとする。a<0a<0のとき、以下の問いに答える。
(1) a=12a = -\frac{1}{2} のとき、点Aの座標を求めよ。
(2) 点Dの座標が(2,0)であり、四角形BDECが正方形となるとき、aa の値を求めよ。

2. 解き方の手順

(1) 点Aは2つの直線の交点なので、連立方程式を解くことで座標を求められる。a=12a = -\frac{1}{2}y=ax+6y=ax+6に代入すると、y=12x+6y = -\frac{1}{2}x + 6となる。
連立方程式
y=2xy = 2x
y=12x+6y = -\frac{1}{2}x + 6
を解く。
2x=12x+62x = -\frac{1}{2}x + 6
52x=6\frac{5}{2}x = 6
x=125x = \frac{12}{5}
y=2x=2125=245y = 2x = 2 \cdot \frac{12}{5} = \frac{24}{5}
よって点Aの座標は(125,245)(\frac{12}{5}, \frac{24}{5})である。
(2) 四角形BDECが正方形なので、BD = DEとなる。点Dの座標が(2,0)なので、点Bのx座標は2である。
点Bはy=2xy=2x上にあるので、点Bのy座標はy=2(2)=4y = 2(2) = 4
したがって、点Bの座標は(2,4)である。
四角形BDECが正方形なので、DE = BD = 4。よって、点Eのx座標は2 + 4 = 6である。
点Cはy=ax+6y=ax+6上にあるので、点Cのy座標は4である。点Cのx座標は6である。
したがって、点Cの座標は(6,4)である。
点C(6,4)が直線y=ax+6y=ax+6上にあるので、これを代入してaを求める。
4=6a+64 = 6a + 6
6a=26a = -2
a=13a = -\frac{1}{3}

3. 最終的な答え

(1) 点Aの座標: (125,245)(\frac{12}{5}, \frac{24}{5})
(2) a=13a = -\frac{1}{3}

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