(1) 台形 ABCD の面積を求める。
- 点 A, B, C, D の座標を求める。
- 点 A, B は y=x2 と y=−x+6 の交点なので、x2=−x+6 を解く。 x2+x−6=0 (x+3)(x−2)=0 点 A の x 座標は -3, 点 B の x 座標は 2。
点 A の y 座標は (−3)2=9, 点 B の y 座標は 22=4。 よって A(-3, 9), B(2, 4)。
- 点 C, D は y=x2 と y=−x+12 の交点なので、x2=−x+12 を解く。 x2+x−12=0 (x+4)(x−3)=0 点 D の x 座標は -4, 点 C の x 座標は 3。
点 D の y 座標は (−4)2=16, 点 C の y 座標は 32=9。 よって D(-4, 16), C(3, 9)。
- 台形 ABCD の面積を計算する。
- 上底 AD の長さは、A(-3, 9) と D(-4, 16) を通る直線の傾きは −4−(−3)16−9=−17=−7。 ADの長さは (−4−(−3))2+(16−9)2=1+49=50=52。 - 下底 BC の長さは、B(2, 4) と C(3, 9) を通る直線の傾きは 3−29−4=15=5。 BCの長さは (3−2)2+(9−4)2=1+25=26。 - 高さは、ADとBCの距離を求める。
-台形ABCDの面積は,(AD + BC) × 高さ × 1/2
AD // BCではないため、等脚台形ではない。
-台形を二つの三角形に分けて計算したほうが簡単である。
三角形ADCの面積を計算すると、
SADC=21∣(−3(16−9)−4(9−9)+3(9−16)∣=21∣−21−0−21∣=21∣−42∣=21 三角形ABCの面積を計算すると、
SABC=21∣(−3(4−9)+2(9−9)+3(9−4)∣=21∣15+0+15∣=21∣30∣=15 台形ABCDの面積は,SABCD=SADC+SABC=21+15=36 (2) 点 A を通り台形 ABCD の面積を2等分する直線の式を求める。
- 台形 ABCD の面積は 36 なので、この直線は面積 18 の図形を作る。
- この直線が辺 BC と交わる点を E(x, y) とすると、三角形 ABE の面積は 18。
- AE=(x+3)2+(y−9)2 - BE と AE が垂直ではないため、計算が複雑になる。
- S=36/2=18 - 中点を通る直線で分割することを考える。
- BCの中点をMとすると、M(22+3,24+9)=(25,213) - A(-3,9)とM(25,213)を結ぶ直線の傾きは25+3213−9=25+6213−18=11−5 - y−9=−115(x+3) - y=−115x−1115+9 - y=−115x+11−15+99=−115x+1184 y=−115x+1184