与えられた関数 $y = \frac{1}{x^4} - \frac{2}{x^3} + \frac{3}{x^2} - \frac{1}{x} + 1$ を $x$ で微分しなさい。

解析学微分関数の微分べき乗の微分分数関数
2025/8/2

1. 問題の内容

与えられた関数 y=1x42x3+3x21x+1y = \frac{1}{x^4} - \frac{2}{x^3} + \frac{3}{x^2} - \frac{1}{x} + 1xx で微分しなさい。

2. 解き方の手順

まず、与えられた関数を xx の負のべきの形で書き換えます。
y=x42x3+3x2x1+1y = x^{-4} - 2x^{-3} + 3x^{-2} - x^{-1} + 1
次に、各項を微分します。べき乗の微分公式 ddx(xn)=nxn1\frac{d}{dx}(x^n) = nx^{n-1} を使用します。
- x4x^{-4} の微分は 4x5-4x^{-5}
- 2x3-2x^{-3} の微分は (2)(3)x4=6x4(-2)(-3)x^{-4} = 6x^{-4}
- 3x23x^{-2} の微分は (3)(2)x3=6x3(3)(-2)x^{-3} = -6x^{-3}
- x1-x^{-1} の微分は (1)(1)x2=x2(-1)(-1)x^{-2} = x^{-2}
- 11 の微分は 00
したがって、微分は次のようになります。
dydx=4x5+6x46x3+x2+0\frac{dy}{dx} = -4x^{-5} + 6x^{-4} - 6x^{-3} + x^{-2} + 0
最後に、これを分数式に戻します。
dydx=4x5+6x46x3+1x2\frac{dy}{dx} = -\frac{4}{x^5} + \frac{6}{x^4} - \frac{6}{x^3} + \frac{1}{x^2}

3. 最終的な答え

dydx=4x5+6x46x3+1x2\frac{dy}{dx} = -\frac{4}{x^5} + \frac{6}{x^4} - \frac{6}{x^3} + \frac{1}{x^2}

「解析学」の関連問題

与えられた4つの極限値を求める問題です。 (1) $\lim_{x \to 1} \frac{x^3 - 4x^2 + 2x + 1}{x^5 - 1}$ (2) $\lim_{x \to 0} \f...

極限ロピタルの定理微分指数関数対数関数三角関数
2025/8/2

与えられた曲線上の、指定された $x$ 座標に対応する点における法線の方程式を求める問題です。 (1) $y = x^3 - 3x^2 - 1$ で、$x = 3$ の場合。 (2) $y = \ta...

微分接線法線導関数
2025/8/2

与えられた曲線上の、指定された $x$ 座標に対応する点における接線の方程式を求める問題です。具体的には、以下の4つの曲線と対応する $x$ の値に対して接線を求めます。 (1) $y = x^2 -...

微分接線導関数
2025/8/2

与えられた関数の指定された $x$ の値における接線の方程式を求める。 (1) $y = x^2 - x$ , $x=3$ (2) $y = \frac{1}{x}$ , $x=2$ (3) $y =...

微分接線導関数
2025/8/2

問題は以下の4つのパートに分かれています。 (1) 三角関数の値を求める問題 (2) 対数の計算問題 (3) 関数の微分問題 (4) 不定積分/定積分の計算問題

三角関数対数微分積分定積分不定積分
2025/8/2

与えられた関数 $y = \cos x^3$ の微分を求めなさい。

微分合成関数連鎖律三角関数
2025/8/2

関数 $y = \sin(x^2)$ を微分せよ。

微分合成関数三角関数
2025/8/2

与えられた関数を微分する問題です。 (1) $y = \sin^{-1} 3x$ (2) $y = \sin^{-1} \frac{x}{3}$ (3) $y = \cos^{-1} 3x$ (4) ...

微分逆三角関数合成関数の微分
2025/8/2

関数 $y = \cos(x^2)$ を微分してください。

微分連鎖律三角関数合成関数
2025/8/2

$\frac{13}{12}\pi = \frac{\pi}{3} + \frac{3}{4}\pi$ および $\frac{19}{12}\pi = \frac{3}{4}\pi + \frac{5...

三角関数加法定理sincostan三角関数の値
2025/8/2