(1) 点Pは円周C上にあるので、P(cosθ, sinθ, 2)とおける。点A(1, 0, 1)と点P(cosθ, sinθ, 2)を通る直線PAの方程式は、
cosθ−1x−1=sinθ−0y−0=2−1z−1 この直線とxy平面(z=0)との交点A'の座標を(x, y, 0)とすると、
cosθ−1x−1=sinθy=10−1=−1 したがって、
x−1=−1(cosθ−1)=1−cosθ y=−1(sinθ)=−sinθ ゆえに、
x=2−cosθ y=−sinθ (x−2)2+y2=(cosθ)2+(−sinθ)2=1 これがA'の軌跡の方程式である。
(2) 点Qは線分OA上にあるので、Q(t, 0, t)とおける。ただし、0≤t≤1である。点P(cosθ, sinθ, 2)と点Q(t, 0, t)を通る直線PQの方程式は、 cosθ−tx−t=sinθ−0y−0=2−tz−t この直線とxy平面(z=0)との交点Rの座標を(x, y, 0)とすると、
cosθ−tx−t=sinθy=2−t0−t=2−t−t したがって、
x−t=2−t−t(cosθ−t) y=2−t−tsinθ ゆえに、
x=t+2−t−t(cosθ−t)=t−2−ttcosθ+2−tt2 y=2−t−tsinθ x−t−2−tt2=−2−ttcosθ 2−t(2−t)x−2t+t2−t2=−2−ttcosθ (2−t)x−2t=−tcosθ y=2−t−tsinθ [(2−t)x−2t]2=t2cos2θ (2−t)2y2=t2sin2θ (2−t)2x2−4t(2−t)x+4t2+(2−t)2y2=t2 (2−t)2x2−4t(2−t)x+(2−t)2y2=t2−4t2=−3t2 t=1のときR(2x-4x+y^2 = -3, (x-2)^2+y^2 = 1 円 (x−2)2+y2=1 の内部に含まれ、原点を含む領域。