図1のような半径2cm、高さ10cmの円柱と、図2のような母線8cmの円錐がある。円柱の側面積と円錐の側面積が等しいとき、以下の問いに答える。 (1) 図1の円柱を回転体とみなしたとき、回転の軸を含む平面で切った切り口の形状を選択肢から選ぶ。 (2) 図1の円柱の体積を求める。 (3) 図2の円錐の表面積を求める。
2025/8/3
1. 問題の内容
図1のような半径2cm、高さ10cmの円柱と、図2のような母線8cmの円錐がある。円柱の側面積と円錐の側面積が等しいとき、以下の問いに答える。
(1) 図1の円柱を回転体とみなしたとき、回転の軸を含む平面で切った切り口の形状を選択肢から選ぶ。
(2) 図1の円柱の体積を求める。
(3) 図2の円錐の表面積を求める。
2. 解き方の手順
(1) 円柱を回転軸を含む平面で切ると、長方形になる。円柱の高さが長方形の縦の長さ、直径が長方形の横の長さとなる。円柱の半径は2cmなので、直径は4cm。よって、縦の長さ10cm、横の長さ4cmの長方形が切り口となる。
(2) 円柱の体積は、 で求められる。底面積は、 なので、 cm。高さは10cmなので、体積は、 cm。
(3) 円錐の表面積は、 で求められる。問題文より、円柱の側面積と円錐の側面積は等しい。円柱の側面積は、 で求められ、で求められるので、 cm。円錐の底面積は、 で求められる。円錐の底面の半径をとすると、円錐の側面積はで求められるので、。したがって、となる。
円錐の底面積は、 cm。したがって、円錐の表面積は、 cm。
3. 最終的な答え
(1) ウ
(2) cm
(3) cm