実数 $x$ に対して、$x^2 + 2x + 9$ と $8x$ の大小関係を分類する問題です。

代数学不等式二次関数平方完成
2025/8/3

1. 問題の内容

実数 xx に対して、x2+2x+9x^2 + 2x + 98x8x の大小関係を分類する問題です。

2. 解き方の手順

まず、x2+2x+9x^2 + 2x + 98x8x の差を考えます。
x2+2x+98x=x26x+9x^2 + 2x + 9 - 8x = x^2 - 6x + 9
次に、この差が正、負、またはゼロになる xx の範囲を求めます。
x26x+9x^2 - 6x + 9(x3)2(x-3)^2 と変形できます。
(x3)2=(x3)(x3)(x-3)^2 = (x-3)(x-3)
(x3)2>0(x-3)^2 > 0 のとき、x2+2x+9>8xx^2 + 2x + 9 > 8x となります。
(x3)2=0(x-3)^2 = 0 のとき、x2+2x+9=8xx^2 + 2x + 9 = 8x となります。
(x3)2<0(x-3)^2 < 0 となる xx は存在しません。
(x3)2>0(x-3)^2 > 0 となるのは、x3x \ne 3 のときです。
(x3)2=0(x-3)^2 = 0 となるのは、x=3x = 3 のときです。

3. 最終的な答え

x<3x < 3 または x>3x > 3 のとき、x2+2x+9>8xx^2 + 2x + 9 > 8x
x=3x = 3 のとき、x2+2x+9=8xx^2 + 2x + 9 = 8x

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