方べきの定理を用いて、図に示された$x$の値を求めます。ただし、PTは円の接線で、Tは接点です。問題は(1), (2), (3)の3つあります。

幾何学方べきの定理接線線分の長さ
2025/3/11

1. 問題の内容

方べきの定理を用いて、図に示されたxxの値を求めます。ただし、PTは円の接線で、Tは接点です。問題は(1), (2), (3)の3つあります。

2. 解き方の手順

(1)
方べきの定理より、PAPB=PCPDPA \cdot PB = PC \cdot PDが成り立ちます。
PA=3,PC=2,PD=6,PB=xPA = 3, PC = 2, PD = 6, PB = xを代入すると、
3x=263 \cdot x = 2 \cdot 6
3x=123x = 12
x=4x = 4
(2)
方べきの定理より、PAPB=PCPDPA \cdot PB = PC \cdot PDが成り立ちます。
PA=6,PB=6+3=9,PC=5,PD=5+xPA = 6, PB = 6+3 = 9, PC = 5, PD = 5+xを代入すると、
69=5(5+x)6 \cdot 9 = 5 \cdot (5+x)
54=25+5x54 = 25 + 5x
5x=295x = 29
x=295x = \frac{29}{5}
(3)
方べきの定理より、PT2=PAPBPT^2 = PA \cdot PBが成り立ちます。
PT=2,PA=x,PB=x+3PT = 2, PA = x, PB = x+3を代入すると、
22=x(x+3)2^2 = x(x+3)
4=x2+3x4 = x^2 + 3x
x2+3x4=0x^2 + 3x - 4 = 0
(x+4)(x1)=0(x+4)(x-1) = 0
x=4,1x = -4, 1
x>0x > 0より、x=1x=1

3. 最終的な答え

(1) x=4x=4
(2) x=295x=\frac{29}{5}
(3) x=1x=1

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