周囲5kmの池を、Aは自転車、Bは徒歩で同じ場所から出発し、反対方向に回る。同時に出発すると20分後に出会う。AがBより5分遅れて出発すると、Bが出発してから24分後に出会う。AとBのそれぞれの速さを分速何mで求める問題です。

代数学連立方程式文章問題速さ距離時間
2025/8/3

1. 問題の内容

周囲5kmの池を、Aは自転車、Bは徒歩で同じ場所から出発し、反対方向に回る。同時に出発すると20分後に出会う。AがBより5分遅れて出発すると、Bが出発してから24分後に出会う。AとBのそれぞれの速さを分速何mで求める問題です。

2. 解き方の手順

Aの速さを分速 xx m、Bの速さを分速 yy mとします。池の周囲は5km = 5000mです。
(1) 同時に出発する場合、20分後に出会うので、
20x+20y=500020x + 20y = 5000
x+y=250x + y = 250 ...(1)
(2) Aが5分遅れて出発する場合、Bが出発してから24分後に出会う。Aは24-5=19分進む。
19x+24y=500019x + 24y = 5000 ...(2)
(1)と(2)の連立方程式を解く。
(1)より x=250yx = 250 - y なので、(2)に代入すると
19(250y)+24y=500019(250 - y) + 24y = 5000
475019y+24y=50004750 - 19y + 24y = 5000
5y=2505y = 250
y=50y = 50
x=25050=200x = 250 - 50 = 200
したがって、Aの速さは分速200m、Bの速さは分速50mです。

3. 最終的な答え

Aの速さは分速200m、Bの速さは分速50m

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