数列 $2^2, 4^2, 6^2, \dots$ の第 $n$ 項までの和を求める問題です。

代数学数列級数シグマ平方数の和
2025/8/4

1. 問題の内容

数列 22,42,62,2^2, 4^2, 6^2, \dots の第 nn 項までの和を求める問題です。

2. 解き方の手順

与えられた数列は、一般項 ak=(2k)2=4k2a_k = (2k)^2 = 4k^2 で表される数列です。したがって、求めるべき和は、
Sn=k=1n(2k)2=k=1n4k2=4k=1nk2 S_n = \sum_{k=1}^n (2k)^2 = \sum_{k=1}^n 4k^2 = 4 \sum_{k=1}^n k^2
k=1nk2\sum_{k=1}^n k^2 は平方数の和の公式として知られており、
k=1nk2=n(n+1)(2n+1)6 \sum_{k=1}^n k^2 = \frac{n(n+1)(2n+1)}{6}
したがって、SnS_n
Sn=4k=1nk2=4n(n+1)(2n+1)6=2n(n+1)(2n+1)3 S_n = 4 \sum_{k=1}^n k^2 = 4 \cdot \frac{n(n+1)(2n+1)}{6} = \frac{2n(n+1)(2n+1)}{3}
となります。

3. 最終的な答え

数列 22,42,62,2^2, 4^2, 6^2, \dots の第 nn 項までの和は、
2n(n+1)(2n+1)3 \frac{2n(n+1)(2n+1)}{3}
です。

「代数学」の関連問題

$f(x) = x^2 + ax - 2a + 6$ の $x \geq 0$ における最小値を求める問題です。最小値は $a$ の値によって場合分けされます。さらに、$f(x)$ の $x \geq...

二次関数最大・最小場合分け平方完成
2025/8/4

2次関数 $f(x) = x^2 + ax - 2a + 6$ の $x \geq 0$ における最小値を求め、さらにその最小値が1となるような $a$ の値を求める問題です。

二次関数最小値平方完成場合分け二次方程式
2025/8/4

2次方程式 $x^2 - 2x - 1 = 0$ の2つの解のうち、大きい方を $a$ とするとき、$2a^2 - 3a + 1$ の値を求めなさい。

二次方程式解の公式平方根式の計算
2025/8/4

放物線 $y = 2x^2 - 4x - 1$ を平行移動して放物線 $y = 2x^2 + 2x + 3$ に重ねるには、x軸方向に $-\frac{ア}{イ}$、y軸方向に $\frac{ウエ}{...

二次関数平行移動平方完成頂点
2025/8/4

はい、承知しました。画像にある計算問題を解きます。

式の計算文字式整式
2025/8/4

2次関数 $y = -\frac{1}{2}x^2 - 3x - 7$ のグラフの軸と頂点を求める問題です。

二次関数グラフ平方完成頂点
2025/8/4

(1)$a = -2$, $b = 1$ のとき、① $a - 2b - 5a + 4b$ の値と、② $3(a+b) + 2(a-3b)$ の値を求めます。 (2)$x = 7$, $y = -2$...

式の計算代入文字式計算
2025/8/4

与えられた2次関数 $y = 3x^2 + 4x + 2$ のグラフの軸と頂点を求める問題です。軸の式は $x = -\frac{コ}{サ}$ の形で、頂点の座標は $(-\frac{シ}{ス}, \...

二次関数平方完成グラフ頂点
2025/8/4

与えられた式 $x^2 + 4xy + 3y^2 + 2x + 4y + 1$ を因数分解する問題です。

因数分解多項式二次式
2025/8/4

以下の連立方程式を解く問題です。 (3) $ \begin{cases} 2x + 5y = -1 \\ x = 2y - 5 \end{cases} $ (4) $ \begin{cases} y ...

連立方程式代入法方程式
2025/8/4