半径が3の円Oと半径が2の円O'が外接している。共通接線が円Oと点A、円O'と点Bで接している。この時、線分ABの長さを求める問題。

幾何学接線ピタゴラスの定理三平方の定理
2025/3/11

1. 問題の内容

半径が3の円Oと半径が2の円O'が外接している。共通接線が円Oと点A、円O'と点Bで接している。この時、線分ABの長さを求める問題。

2. 解き方の手順

まず、Oから線分O'Bに垂線を下ろし、交点をCとする。すると、三角形OO'Cは直角三角形となる。
線分OO'の長さは、2つの円が外接しているので、半径の和となる。つまり、
OO=3+2=5OO' = 3 + 2 = 5
線分O'Cの長さは、O'BからOCを引いたもの。OCの長さはOAと等しいので、
OC=OBOC=23=1O'C = O'B - OC = 2 - 3 = -1
これはおかしいので、O'Bに垂線を下ろすのではなく、O'からOAに垂線を下ろし交点をCとする。
すると、線分O'Cの長さは、OAからO'Bを引いたもの。つまり、
OC=OAOB=32=1O'C = OA - O'B = 3 - 2 = 1
線分OO'は5。三角形OO'Cは直角三角形なので、ピタゴラスの定理より、
OC2+OC2=OO2OC^2 + O'C^2 = OO'^2
OC2+12=52OC^2 + 1^2 = 5^2
OC2+1=25OC^2 + 1 = 25
OC2=24OC^2 = 24
OC=24=26OC = \sqrt{24} = 2\sqrt{6}
線分ABの長さはOCの長さに等しいので、
AB=OC=26AB = OC = 2\sqrt{6}

3. 最終的な答え

262\sqrt{6}

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