まず、直線ABの式を求めます。A(2, 0)とB(0, 3)を通る直線の式は、
2x+3y=1 3x+2y=6 3x+2y−6=0 次に、原点から直線ABまでの距離を求めます。点(0, 0)から直線3x+2y−6=0までの距離dは、 d=32+22∣3(0)+2(0)−6∣=136 三角形ABPの面積は、底辺ABを固定すると、点Pから直線ABまでの距離に比例します。
したがって、三角形ABPの面積が最小になるのは、円x2+y2=1上の点Pから直線ABまでの距離が最小になる時です。 円の中心(0, 0)から直線ABまでの距離はd=136です。 円の半径は1なので、円上の点Pから直線ABまでの距離の最小値は、136−1となります。 線分ABの長さを計算します。
AB=(2−0)2+(0−3)2=4+9=13 三角形ABPの面積の最小値は、
21×AB×(136−1)=21×13×(136−1)=21(6−13) =3−213