平面上に2点A(-1, 3), B(5, 11)がある。 (1) 直線 $y=2x$ について、点Aと対称な点Pの座標を求めよ。 (2) 点Qが直線 $y=2x$ 上にあるとき、QA+QBを最小にする点Qの座標を求めよ。
2025/8/5
1. 問題の内容
平面上に2点A(-1, 3), B(5, 11)がある。
(1) 直線 について、点Aと対称な点Pの座標を求めよ。
(2) 点Qが直線 上にあるとき、QA+QBを最小にする点Qの座標を求めよ。
2. 解き方の手順
(1)
点A(-1, 3)と直線 に関して対称な点をP(a, b)とする。
線分APの中点Mの座標は、 。
点Mは直線 上にあるので、
...(1)
直線APは直線 と垂直なので、傾きの積は-1である。
...(2)
(1)を(2)に代入すると、
(1)に代入して、
よって、点Pの座標は(3, 1)。
(2)
点A(-1, 3)の直線 に関する対称点をP(3, 1)とする。
点Qは直線 上の点なので、QA = QP。
したがって、QA + QB = QP + QBを最小にする点Qの座標を求めればよい。
これは、点Qが線分PB上にあるときに最小となる。
直線PBの方程式を求める。
傾きは
直線PBの方程式は、
点Qは直線 上にあるので、を代入して、
よって、点Qの座標は 。
3. 最終的な答え
(1) (3, 1)
(2)