2地点A, Bが400m離れており、AとBから川を挟んだ反対側にある地点Cがある。 $\angle BAC = 105^\circ$, $\angle ABC = 30^\circ$であるとき、A, C間の距離を求めよ。

幾何学正弦定理三角形角度距離
2025/8/5
はい、承知いたしました。問題を解いていきましょう。
**練習22**

1. 問題の内容

2地点A, Bが400m離れており、AとBから川を挟んだ反対側にある地点Cがある。
BAC=105\angle BAC = 105^\circ, ABC=30\angle ABC = 30^\circであるとき、A, C間の距離を求めよ。

2. 解き方の手順

まず、ACB\angle ACBを求める。三角形の内角の和は180180^\circなので、
ACB=180BACABC=18010530=45\angle ACB = 180^\circ - \angle BAC - \angle ABC = 180^\circ - 105^\circ - 30^\circ = 45^\circ
正弦定理より、
ABsin(ACB)=BCsin(BAC)=ACsin(ABC)\frac{AB}{\sin(\angle ACB)} = \frac{BC}{\sin(\angle BAC)} = \frac{AC}{\sin(\angle ABC)}
AB=400AB = 400m, ACB=45\angle ACB = 45^\circ, ABC=30\angle ABC = 30^\circを用いてACACを求める。
400sin(45)=ACsin(30)\frac{400}{\sin(45^\circ)} = \frac{AC}{\sin(30^\circ)}
AC=400sin(30)sin(45)=4001222=4002=2002AC = \frac{400 \cdot \sin(30^\circ)}{\sin(45^\circ)} = \frac{400 \cdot \frac{1}{2}}{\frac{\sqrt{2}}{2}} = \frac{400}{\sqrt{2}} = 200\sqrt{2}

3. 最終的な答え

AC=2002AC = 200\sqrt{2} m

「幾何学」の関連問題

(1) 立方体において、直線 $AC$ と直線 $FG$ のなす角を求める問題です。 (2) 平面 $ABFE$ に垂直な直線について、与えられた点 $A, B, E, F$ からどの点を結べばよいか...

空間図形立方体角度垂直
2025/8/6

半径9cmの円と半径3cmの円の位置関係が、(1)内側で接する場合、(2)外側で接する場合のそれぞれについて、2つの円の中心間の距離 $d$ を求める問題です。

半径中心間の距離内接外接
2025/8/6

円があり、円外の点Pから円への接線PCと割線PBAが引かれている。PA = 3, AB = 7のとき、PC = xの値を求めよ。

接線割線方べきの定理
2025/8/6

円の外部の点Pから円に引いた2つの直線PA, PBとPC, PDについて、PA=3, PC=4, CD=5のとき、ABの長さxを求める問題です。

方べきの定理幾何線分
2025/8/6

円の中に線分AB, CDがあり、それらが点Pで交わっている。AP = 2, DP = 4, BP = x, CP = 1であるとき、$x$の値を求める。

相似方べきの定理
2025/8/6

円の中に四角形ABCDがあり、線分ACと線分BDの交点をPとする。AP = 2, DP = 4, BC = x, ∠ACB = 1のとき、xの値を求める。

四角形円周角の定理方べきの定理余弦定理トレミーの定理相似
2025/8/6

円に内接する四角形において、円周角 $\angle{C} = 75^\circ$ が与えられているとき、接線ATと弦ABがなす角 $x$ を求めよ。

円周角接弦定理幾何
2025/8/6

円に内接する四角形と三角形に関する問題で、$x$と$y$の角度を求める問題です。円周角と内接四角形の性質を利用します。

四角形三角形円周角内接四角形角度
2025/8/6

三角関数の相互関係を用いて、以下の問題を解く。 (1) $\theta$ が鋭角で、$\sin \theta = \frac{2}{3}$ のとき、$\cos \theta$ と $\tan \the...

三角関数三角比相互関係象限
2025/8/6

円に内接する三角形が与えられており、そのうち2つの角が$60^\circ$と$70^\circ$です。円周角$x$と外角$y$の大きさを求める問題です。

円周角三角形内角の和外角
2025/8/6