問題1
(1) 三角形の面積の公式 S=21∣AB∣∣AC∣sinθ を使います。ここで、θはベクトルABとACのなす角です。 AB⋅AC=∣AB∣∣AC∣cosθ より、cosθ=∣AB∣∣AC∣AB⋅AC=2⋅31=61です。 sin2θ+cos2θ=1より、sin2θ=1−cos2θ=1−(61)2=1−361=3635 sinθ=3635=635 したがって、S=21∣AB∣∣AC∣sinθ=21⋅2⋅3⋅635=235 (2) 3点の座標から三角形の面積を求める公式を使います。
S=21∣(xB−xA)(yC−yA)−(xC−xA)(yB−yA)∣ S=21∣(3−1)(4−0)−(5−1)(1−0)∣=21∣2⋅4−4⋅1∣=21∣8−4∣=21⋅4=2 問題2
まず、ベクトルAP, AB, ACを成分で表します。
AP=(a−2,−1−1,−2−3)=(a−2,−2,−5) AB=(3−2,2−1,4−3)=(1,1,1) AC=(5−2,2−1,5−3)=(3,1,2) AP=sAB+tACなので、 (a−2,−2,−5)=s(1,1,1)+t(3,1,2)=(s+3t,s+t,s+2t) 成分ごとに比較すると、
a−2=s+3t −5=s+2t 2番目と3番目の式からsとtを求めます。
−5=s+2t 上の式から下の式を引くと、
したがって、s=1,t=−3 a−2=s+3t=1+3(−3)=1−9=−8 a=−8+2=−6