和集合の要素の個数を求める公式(包除原理)を使う。
n(A∪B∪C)=n(A)+n(B)+n(C)−n(A∩B)−n(B∩C)−n(C∩A)+n(A∩B∩C) まず、それぞれの集合の要素の個数を求める。
* n(A)=⌊450⌋=12 (⌊x⌋ は床関数で、x 以下の最大の整数を表す。) * n(B)=⌊550⌋=10 * n(C)=⌊650⌋=8 次に、2つの集合の共通部分の要素の個数を求める。
* n(A∩B)=n({x∣x は1以上50以下の4の倍数かつ5の倍数})=n({x∣x は1以上50以下の20の倍数})=⌊2050⌋=2 * n(B∩C)=n({x∣x は1以上50以下の5の倍数かつ6の倍数})=n({x∣x は1以上50以下の30の倍数})=⌊3050⌋=1 * n(C∩A)=n({x∣x は1以上50以下の6の倍数かつ4の倍数})=n({x∣x は1以上50以下の12の倍数})=⌊1250⌋=4 最後に、3つの集合の共通部分の要素の個数を求める。
* n(A∩B∩C)=n({x∣x は1以上50以下の4の倍数かつ5の倍数かつ6の倍数})=n({x∣x は1以上50以下の60の倍数})=⌊6050⌋=0 これらの値を公式に代入する。
n(A∪B∪C)=12+10+8−2−1−4+0=23