初項から第3項までの和が93、第2項から第4項までの和が465である等比数列の初項 $a$ と公比 $r$ を求めよ。ヒントとして $ar + ar^2 + ar^3 = r(a+ar+ar^2)$ が与えられている。

代数学等比数列数列方程式
2025/8/5

1. 問題の内容

初項から第3項までの和が93、第2項から第4項までの和が465である等比数列の初項 aa と公比 rr を求めよ。ヒントとして ar+ar2+ar3=r(a+ar+ar2)ar + ar^2 + ar^3 = r(a+ar+ar^2) が与えられている。

2. 解き方の手順

等比数列の初項を aa、公比を rr とすると、初項から第3項までの和は a+ar+ar2a + ar + ar^2 であり、第2項から第4項までの和は ar+ar2+ar3ar + ar^2 + ar^3 である。問題文より、
a+ar+ar2=93a + ar + ar^2 = 93 ...(1)
ar+ar2+ar3=465ar + ar^2 + ar^3 = 465 ...(2)
(2)式を r(a+ar+ar2)=465r(a + ar + ar^2) = 465 と変形する。
(1)式より、a+ar+ar2=93a + ar + ar^2 = 93 なので、これを代入して 93r=46593r = 465
よって、r=46593=5r = \frac{465}{93} = 5
r=5r=5 を(1)式に代入して、a+5a+25a=93a + 5a + 25a = 93
31a=9331a = 93
a=9331=3a = \frac{93}{31} = 3
したがって、a=3a = 3r=5r = 5 となる。

3. 最終的な答え

a=3a = 3, r=5r = 5

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