与えられた条件の下で、液体の冷却に関する以下の3つの問題に答えます。 (1) 液体Aを冷却開始後2分後の温度を求めます。 (2) 液体Bの温度が9℃下がるまでの時間を求めます。 (3) 液体Aと液体Bを同時に冷却開始したとき、温度が等しくなるまでの時間を、選択肢から最も近いものを選びます。

代数学二次関数方程式解の公式応用問題
2025/8/6

1. 問題の内容

与えられた条件の下で、液体の冷却に関する以下の3つの問題に答えます。
(1) 液体Aを冷却開始後2分後の温度を求めます。
(2) 液体Bの温度が9℃下がるまでの時間を求めます。
(3) 液体Aと液体Bを同時に冷却開始したとき、温度が等しくなるまでの時間を、選択肢から最も近いものを選びます。

2. 解き方の手順

(1) 液体Aの冷却開始後2分後の温度を求める。
液体Aの温度yAy_Aは、yA=0.2x22x+70y_A = 0.2x^2 - 2x + 70で与えられます。
x=2x = 2を代入して、yAy_Aを計算します。
(2) 液体Bの温度が9℃下がるまでの時間を求める。
液体Bの温度yBy_Bは、yB=x210x+80y_B = x^2 - 10x + 80で与えられます。
初期温度は8080℃なので、99℃下がると7171℃になります。
yB=71y_B = 71となるxxを求めます。
x210x+80=71x^2 - 10x + 80 = 71
x210x+9=0x^2 - 10x + 9 = 0
(x1)(x9)=0(x-1)(x-9) = 0
x=1x=1またはx=9x=9
問題文より、0x50 \le x \le 5なので、x=1x=1となります。
(3) 液体Aと液体Bの温度が等しくなる時間を求める。
yA=yBy_A = y_Bとなるxxを求めます。
0.2x22x+70=x210x+800.2x^2 - 2x + 70 = x^2 - 10x + 80
0=0.8x28x+100 = 0.8x^2 - 8x + 10
0=4x240x+500 = 4x^2 - 40x + 50
0=2x220x+250 = 2x^2 - 20x + 25
解の公式を用いて、xxを求めます。
x=(20)±(20)24(2)(25)2(2)x = \frac{-(-20) \pm \sqrt{(-20)^2 - 4(2)(25)}}{2(2)}
x=20±4002004x = \frac{20 \pm \sqrt{400 - 200}}{4}
x=20±2004x = \frac{20 \pm \sqrt{200}}{4}
x=20±1024x = \frac{20 \pm 10\sqrt{2}}{4}
x=5±522x = 5 \pm \frac{5\sqrt{2}}{2}
x=5±5×1.4142x = 5 \pm \frac{5 \times 1.414}{2}
x=5±7.072x = 5 \pm \frac{7.07}{2}
x=5±3.535x = 5 \pm 3.535
x=8.535x = 8.535またはx=1.465x = 1.465
問題文より、0x50 \le x \le 5なので、x1.465x \approx 1.465となります。
選択肢の中で最も近いのは1.5分後です。

3. 最終的な答え

(1) 液体Aの2分後の温度:0.2(22)2(2)+70=0.2(4)4+70=0.84+70=66.80.2(2^2) - 2(2) + 70 = 0.2(4) - 4 + 70 = 0.8 - 4 + 70 = 66.8℃
(2) 液体Bの温度が9℃下がるまでの時間:1分後
(3) 液体Aと液体Bの温度が等しくなる時間:イ 1.5分後

「代数学」の関連問題

自然数 $m, n$ について、$4m + 7n = 60$ が成り立つとき、$m$ の取り得る値を全て求める問題です。

整数解一次不定方程式合同式
2025/8/6

問題は3つの小問から構成されています。それぞれ、切片と通る点が与えられた直線の式を求める問題です。 (1) 切片が2で、点(-4, 5)を通る直線の式を求めます。 (2) 切片が-5で、点(4, 1)...

一次関数直線の式傾き切片
2025/8/6

与えられた行列 $A = \begin{pmatrix} 3 & -1 & 0 \\ 2 & 0 & 0 \\ -2 & 1 & 1 \end{pmatrix}$ の固有値を求める問題です。

線形代数固有値行列特性方程式多項式
2025/8/6

ベクトル $a = \begin{bmatrix} 2 \\ 3 \\ 4 \end{bmatrix}$ と $b = \begin{bmatrix} 1 \\ -4 \\ 2 \end{bmatri...

ベクトル内積外積ノルム線形代数
2025/8/6

与えられた行列Aに対して、変換行列PとP^(-1)を求め、Aを対角化する問題です。ここでは、(3)の行列 $A = \begin{pmatrix} 3 & -1 & 0 \\ 2 & 0 & 0 \\...

線形代数行列固有値固有ベクトル対角化変換行列
2025/8/6

問題は2つの部分から構成されています。 (1) 複素数 $\alpha = p + qi$ (ここで $p, q$ は実数で $q > 0$) と $\alpha^2$ が互いに共役な複素数のとき、$...

複素数複素共役二次方程式三次方程式解の公式
2025/8/6

1次関数 $y = \frac{1}{3}x + 10$ のグラフの傾きを求める問題です。また、1次関数 $y=ax+b$ の変化の割合を求める問題があります。

一次関数傾き変化の割合
2025/8/6

一次関数 $y = 3x - 7$ において、$x$ の値が8増加するとき、$y$ の値はいくら増加するかを求める問題です。

一次関数傾き変化の割合
2025/8/6

$y$ は $x$ の関数であり、$x$ と $y$ の関係式は $y = -5x$ で与えられています。$x = 2$ のときの $y$ の値を求めよ。

一次関数代入
2025/8/6

(10) 2次方程式 $x^2 - 11x + 24 = 0$ を解け。 (11) 2次方程式 $x^2 - 5x + 3 = 0$ を解け。

二次方程式因数分解解の公式
2025/8/6